東大阪市民美術センター（東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313）で12月17日、「第1回子どもラグビー絵画公募展」が始まった。

英田幼稚園の園児が合同で作った作品

　今月27日に開幕する全国高等学校ラグビーフットボール大会に合わせ企画した同展。昨年までこの時期には同大会を振り返る内容の展示を行っていたが、「ラグビーワールドカップ2019」の開催地の一つに東大阪市花園ラグビー場が決まったことから、「子どもたちに少しでもラグビーに関心を持ってもらいたい」と児童を対象にした絵画公募展を企画した。

　同展では、東大阪市内在住・在学の小学生以下の児童を対象に作品を募り、市内の8つの幼稚園と小学校3校、個人から集まった作品を展示。クレヨンや水彩絵の具を使ってラグビー選手やスタジアム、ボールなどを描いたものや紙を貼り付けたもの、ラグビーを応援するメッセージを入れたものなど、応募のあった全作品を展示した。入り口近くには、金賞2点、銀賞5点、銅賞16点の作品を展示する。

　「小学生以下なので使える画材が限られているはずなのに、作品は個性的でバラエティーに富んでいて面白い。各賞には『これを描きたい』というのが伝わってくる作品を選んだ」と同館担当者。週末は展示された作品を見に、絵を描いた児童と親、祖父母らが来館し、自身の絵の前で記念撮影をする姿も見られるなど多くの家族連れでにぎわっていたという。

　開館時間は10時～17時。12月29日～1月3日休館。来年1月11日まで。