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第一住建HD、近畿大学近くに「美」と「健康」サービス施設 学生入居者向けに

近畿大学近くにオープンする「INOVE+」外観

近畿大学近くにオープンする「INOVE+」外観

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 第一住建ホールディングス(大阪市中央区)が5月10日、美容と健康サービス提供施設「INOVE +(イノベプラス)」(東大阪市小若江1)を使うことができる賃貸住宅の申し込み受け付けを始めた。

同施設内の美容院

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 今年創業50周年を迎えた同社では、「学生のニーズに応えた、より新しく、より豊かなライフスタイルを提供したい」と、業界初のサービスとして、同社自社物件の学生入居者を対象に美容と健康に関する5つのサービスを使うことができる賃貸住宅を企画。近鉄大阪線長瀬駅近くに新施設を建て、7月1日にオープンする。

 サービス対象者は東大阪市内にある同社物件の居住者で、新規に契約をした人は家賃の支払いのみで利用可能。すでに契約をしている居住者は、3カ月は利用無料、4カ月目からは1カ月5,000円。大学生が毎月1万5,000円程度出費するというサービスを家賃に付随する契約で提供する。

 同施設では、専属美容師常駐でカットのサービスが受けられ、最新美容機器やスタイリング剤などを自由に使える美容室、ネイリストが常駐するネイルサロン、セルフ脱毛、歯のセルフホワイトニングの美容サービスを提供。それぞれ月に1回利用できる。健康に関するサービスでは、俳優の松尾貴史さんが監修したオリジナル健康カレー「ダイチキカレー」を週1回利用できる。大根と鶏もも肉を入れたスパイスカレーで、専用の容器を配布し、テイクアウトで提供する。

 同社では同日、創業50周年を記念した不動産のポータルサイト「INOVE」を開設。賃貸物件や投資物件売買、コワーキングスペースのレンタルなど、一つのサイトで比較検討することができ、賃貸契約時のアドバイスや家賃補助、不動産投資などのコラムや動画も掲載する。

 創業50周年記念イベントに登壇した松尾武社長は「ネット回線付きの物件などはあるが、美容と健康のサービス5種類は業界初。最初は7棟の自社物件を対象に、今後は管理物件にも広げたい。必ず満足いただけるサービスを立ち上げることができた」と自信を見せる。

 6月下旬に美容室とカレー店をプレオープンし、7月1日に本オープンする。

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