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東大阪・近大前商店街で書評イベント 出場者が「おすすめの一冊」紹介

東大阪・近大前商店街で書評イベント 出場者が「おすすめの一冊」紹介

書評イベント「本紹介コミュニケーション」の主催者と参加者

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 近大前商店街内の娯楽カルチャー施設「いどばた広場」(東大阪市小若江4)で1月18日、書評を競うイベント「本紹介コミュニケーション~人を通して本を知る、本を通して人を知る~」が開かれた。

出場者と観客が意見交換

 「高齢者に優しい商店街を作ろう」と2014年4月にオープンした同施設。商店街に気軽に寄ってもらいたいと、健康マージャンや健康体操、パソコン教室などを定期開催する。2015年度は東大阪市の「高齢者にやさしい商店街づくり事業」の委託事業として運営し、近大前商店会と街づくりを学ぶ近畿大学総合社会学部総合社会学科の田中ゼミのゼミ生が共にイベントなどを企画し展開している。

 同イベントは出場者が「おすすめ」の本の内容や見どころを5分で紹介し、観客が一番読みたいと思った本に投票するもので、各地で「ビブリオバトル」などの名称で開催されている。当日は学生や講師、商店会の店主が出場し、観客は出場者の本の紹介に熱心に耳を傾け、時に笑い声が聞こえるなど終始なごやかな雰囲気で進められ、質疑応答も活発に行われた。

 一番を多くの票を集めたのは、商店街内の中国料理「ぽろとこたん」(小若江2)の店主・金城隆幸さんが紹介した「日本の花」(佐竹義輔・編)。山歩きが好きだという金城さんが生駒山に自生する植物を地図に書き込み、同書に掲載されている内容から「二人静」「浦島草」などの和名の由来を説明。「この本で花の名前を覚えてハイキングに行くのはいかがでしょうか」と締めくくった。

 金城さんは「昨晩何を話そうか考えている時、一緒に花を見た人との思い出がよみがえった。イベントに参加してよかった」と笑みを見せた。

 企画した環境まちづくり専攻3年生の引地都花沙さんは、「ジャンルやテーマを絞るか悩んだが今回はノンジャンルにし、金城さんが読書家だと聞いて出場の交渉をした」と振り返る。「子どもも参加できると感じたし、商店街の人と関わりたいと思っているが機会のない学生も多いので、反省点や今日感じたことを後輩に伝えていきたい」とも。

 同商店会会長の吉田裕介さんは、「健康体操の後に水分補給をしてもらいながら高齢者に読みやすい本を紹介するなどしていきたい」と、今後の開催に向け意気込んだ。

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