大阪の北東地域を中心ドラッグストアと調剤薬局を展開するアカカベ(大東市)とローソンは2月1日、全国初の介護相談機能を備えた調剤薬局併設型のヘルスケアローソン「ローソンアカカベ西鴻池町二丁目店」(東大阪市西鴻池町2)をオープンする。
ローソンでは、通常のコンビニエンスストアの商品に加え、OTC医薬品(一般用医薬品)やドラッグストア商品の品ぞろえを強化した「ヘルスケアローソン」を全国で25店舗展開。OTC医薬品販売店舗111店、調剤薬局併設型店舗38店、介護相談窓口を持つ4店など、医療や介護支援に注力した店舗を展開する。
ローソンと2014年12月に業務提携したアカカベは、ドラッグストアと調剤薬局の展開のほか、50カ所以上の高齢者住宅に向けた医薬品の提供、居宅向けの配薬・管理を行い、フィットネスクラブの運営や健康イベントの開催なども積極的に行っている。
同店は、売り場面積=49.34坪、調剤薬局面積=10.94坪、居宅介護支援事業所・介護相談窓口=2.12坪、サロンスペース=5.18坪。調剤薬局併設型では大阪初、介護相談機能を備えた店舗としては近畿地区初となる店舗で、3つの機能を持つ店舗としては全国初。OTC医薬品800品目、化粧品・日用品など1400品目を含む約5600品目を扱い、「お客さまの全ての処方箋を一元管理し、日常的な介護相談からケアプランの作成まで提供できる店を目指す」という。
両社は今後、大阪北東地域でヘルスケアローソンを5年で20店舗展開する予定。
営業時間は、OTC医薬品=6時~24時、調剤薬局=月曜・水曜・金曜9時30分~20時、火曜・木曜9時30分~18時、土曜9時30分~14時、日曜・祝日定休、居宅介護支援事業所=月曜~土曜9時30分~17時、日曜・祝日定休。