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河内小阪に「ぱん工房パパン」 大東から移転、「毎日でも飽きないパンを」

「ぱん工房パパン」の山崎友規さんと麻耶さん

「ぱん工房パパン」の山崎友規さんと麻耶さん

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 「ぱん工房パパン」(東大阪市小阪1)が6月24日、近鉄奈良線河内小阪駅高架下にオープンした。

店内の様子

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 2016(平成28)年から大東市で「Bakery Craft YMY」を営んできた山崎友規さんと麻耶さん夫妻。2人は東大阪市出身で、友規さんの母と兄は花園ラグビー場近くのパン店「チェリーストーン」(吉田6)を経営し、弟も八尾市でパン店を営んでいる。

 移転前は道路沿いの店舗だったが駐車場がなく、東大阪市内の駅前で物件を探していたところ、書店「栗林書房」が移転したため、現店舗の場所が空いたという。移転を決めた2人は「小阪は学生もファミリーも多いので、気軽に入りやすく、パン屋とすぐに分かる名前にしよう」と、店名を「パパン」に変え、絵を描くのが好きだという娘が描いたキャラクター「パパンくん」も誕生した。

 店舗面積は20坪。店内には、食パンや菓子パン、サンドイッチ、季節限定パンなど、毎日80~85種類のパンが並ぶ。定番商品の「焦がしバターのメロンパン」(172円)、「パパンの塩パン」(108円)、「牛肉カレーパン」(216円)の人気が高く、「エビカツバーガー」「豚カツバーガー」(以上270円)、「パパンバーガー」(302円)などのバーガー類もよく売れているという。

 「学生さんには、アンバターやめんたいポテトなどが人気で、天然酵母のバターサンド、さつまいもバター、クランベリー&クリームチーズはリピートする人が多い」と麻耶さん。「『穂乃香』は、もちもちとして耳が甘い湯種食パン。『ハードトースト』は国産小麦と発酵バターを使った食パンで、パリッとしているのでバゲットが好きな人が選んでいる。毎日食べても飽きないパン作りを心がけている」と話す。

 「プレオープンから1カ月がたち、毎朝来てくれる人もいるし、食パンが好きな人は2日や3日に1回来てくれる。今はまだ追いついていないが100種類ほどのパンを並べたいし、新商品ももっと作りたい。子ども向けや季節のイベントなどもできたら」と意欲を見せる。

 営業時間は7時30分~19時。日曜・月曜定休。

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