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東大阪・若江岩田で「炭屋彌兵衛楽しむ会」 冷や酒・かん酒飲み比べ

「第4回 炭屋彌兵衛(すみややへえ)を楽しむ会」

「第4回 炭屋彌兵衛(すみややへえ)を楽しむ会」

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 近鉄奈良線・若江岩田駅近くの「うお庄」(東大阪市岩田町5)で9月3日、「第4回 炭屋彌兵衛(すみややへえ)を楽しむ会」が開かれる。

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 岡山の日本酒「炭屋彌兵衛」を中心に数種類の酒をさまざまな温度帯で飲み比べる同イベント。企画は、若江岩田の酒販店「酒のにしだ」(TEL 072-963-3111)。

 岡山県の御前酒蔵元「辻本店」(真庭市)が造る「炭屋彌兵衛」は、岡山県産雄町米を全量使用し活性炭素を一切使わず造る清酒で、一般小売店や蔵元直売をしない完全限定流通酒という。取扱店は全国に60店舗と少なく、東大阪では唯一「酒のにしだ」が取り扱っている。店主の西田祥一さんは「そんなお酒を扱っている酒屋が東大阪にあり、その良さを地域の皆さんに知っていただく機会を設けたい」と企画の経緯を話す。

 同会は、「地域の人でも初めてのお店は入りにくいもの。イベントをきっかけに食事をしていただき、店を知る最初の一歩になれば」と毎年、若江岩田エリアの違う飲食店で開催する。第1回開催時は40代以上の男性が多かったが、昨年は30~40代の女性も多く、遠方から参加する人もおり、新規顧客の開拓にもつながっているという。

 当日は「炭屋彌兵衛」を中心に、発売前のひやおろしなど5種類ほど用意。和食のコースに合わせ、冷や酒からかん酒までさまざまな温度帯で飲み比べを行う。「一番はかん酒。酒かん器を使い、スズ製のちろりでつけたかんを飲んでいただける。かんにつけると味の良しあしが出るので、『かん上がり』『かん映え』を楽しんでいただける」と西田さん。蔵元からゲストを招き、原料の酒米の話や酔わない飲み方、酒造りの裏話なども披露する。

 「日本酒本来の色である山吹色の輝き、やや酸のある風味、喉越しの良さ。ええ酒でええ酔い方を体験していただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は17時30分~19時30分。参加費は1人3,000円。定員20人、完全予約制。申し込み・問い合わせは「酒のにしだ」まで。

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