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東大阪に戦わない覆面レスラー「マスクド・東大阪」 プロレス好き高じて発案

「東大阪バーチャルシティ」の公式マスコットレスラー「マスクド・東大阪」

「東大阪バーチャルシティ」の公式マスコットレスラー「マスクド・東大阪」

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 東大阪の地域情報サイト「東大阪バーチャルシティ」の公式マスコットレスラー「マスクド・東大阪」が2月8日、誕生した。

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 東大阪の地域活性とコミュニケーションを目的に誕生した同ウェブサイトのキャラクター。運営するナレッジ(東大阪市若江西新町)代表の安原武男さんは大のプロレス好きで、以前からマスクを作りたいと思っていたことから覆面レスラーのキャラクターを作ろうと、昨年10月ごろから企画を練り始めた。

 「マスクド・東大阪」は東大阪バーチャルシティ所属で、身長180センチ、体重80キロ、得意技はスピニング・トーホールド。好きな食べ物はカレーで、得意料理は唐揚げ。地元のケーブルテレビで冠番組を持つことを目標にしており、その後、市の観光大使になるという野望を持っている。好きな芸能人は未知やすえさん。

 マスクのデザインは安原さんが考案したもので、イメージカラーのグリーンをベースに、額には東大阪市のマスコットキャラクター・トライくん、頭部には「えべっさん」や商店街、ねじ、原稿用紙、両頬にラグビーボール、鼻の下に「東大阪」の文字を入れるなど東大阪の特徴を盛り込み、北海道のマスク職人に製作を依頼した。マスクは試合でも使える仕様の本格的なものだという。

 同ウェブサイトで約3年前まで配信していたユーストリームチャンネルをリニューアルし、「メインMCをマスクド・東大阪に託して復活したい」と安原さん。東大阪にこだわった内容を配信する予定で、「たくさんの人に見てもらいたいというより、暇つぶしに見てみたけど1周回って面白いみたいな番組にしたい」という。2月下旬ごろから月1回のペースで配信する予定。

 安原さんは「他市の子どもとの地域自慢で『東大阪にはマスクド・東大阪がおんねんで』って言ってもらい、相手に『負けたわ』って言わせるぐらい子どもたちに認知されるのが目標」と笑う。

 今後は商店街などの地域のイベントや、東大阪のプロ野球独立リーグ球団「ゼロロクブルズ」の主催試合イベントなどに参加していくといい、Tシャツやステッカーなどグッズも作る予定。日々の活動は「マスクド・ブログ」で発信する。

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