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東大阪市内のセブン‐イレブンに市制施行50周年記念商品 「トライくんnanaco」も

野田義和東大阪市長と市のマスコットキャラクター「トライくん」

野田義和東大阪市長と市のマスコットキャラクター「トライくん」

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 セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は11月7日から、東大阪市・大東市・四條畷市内のセブン‐イレブン78店舗(10月末現在)で、東大阪市制施行50周年記念商品を期間限定で販売する。

東大阪ラグカリー

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 同社と東大阪市は昨年9月、東大阪市包括連携協定を締結。災害時の商品供給情報の提供や「ラグビーのまち東大阪」のPR、市が推進するイベントの告知支援、観光情報の発信など12項目について連携を取り決め、今年、市が市制50周年を迎えたことから初の東大阪オリジナル商品を開発した。

 商品は「東大阪ラグカリー」(498円)と「東大阪がっつりカレーパン」(138円)の2品で、「地区内の店舗オーナーとともに開発したい」と、店舗オーナーからアイデアを募集。集まったアイデアを元に商品部で開発する中、同市が東大阪独自のメニューでラグビー選手や観戦客をもてなそうと取り組む「ひがしおおさかラグビーめし」の存在を知り、ラグビーボールをイメージしたご飯の合いがけカレーのアイデアがあったことから「東大阪ラグカリー」が開発された。

 「東大阪ラグカリー」は、ラグビーボール型のご飯の上に芝生をイメージしたパセリをのせ、片側にマイルドなチキンカレー、もう片側に辛めのビーフカレーをかけ、花園ラグビー場とラグビーをイメージ。スクラムを組む選手に見立てたゆで卵をトッピングする。

 「東大阪がっつりカレーパン」は、市内にかつてハウス食品のカレー工場があったことや、形がラグビーボールに似ていることから、「カレーパンでまちおこしをしよう」と市がカレーパンの食ブランド化に取り組んでおり、手軽に腹を満たす商品として既存品の1.2倍のボリュームのカレーパンを開発した。

 同日から3市内の店舗限定で「東大阪市トライくんnanaco」を限定発行。過去にイトーヨーカドー東大阪店限定の「トライくんnanacoカード」はあったが、セブン‐イレブンオリジナルのカードにトライくんをデザインしたのは今回が初めて。同カードも市内店舗の従業員から応募のあったデザインをベースにした。発行手数料300円。4000枚限定。

 1日には野田義和東大阪市長らが両メニューを試食。「ラグビーのまち、W杯を盛り上げようと良い企画をしてもらった。明日はW杯の組み合わせ抽選があり、タイミングもいい。味も値段のバランスも良い」と話す。同社東大阪地区ディストリクトマネジャーの山本幸弘さんは「ワンコイン以下でボリュームのある商品を作るのに苦労した」と振り返り、「好評だったら再販や拡大も検討したい」と期待を寄せる。

 同商品の販売は11月7日~27日。

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