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アーチェリー古川選手・川中選手、近畿大学で報告会 リオ五輪代表に

第48回世界アーチェリー選手権大会の結果報告を行った古川高晴選手と川中香緒里選手

第48回世界アーチェリー選手権大会の結果報告を行った古川高晴選手と川中香緒里選手

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 第48回世界アーチェリー選手権大会男子個人で銅メダルを獲得し、リオデジャネイロ五輪の男子個人出場枠を獲得した古川高晴選手(近畿大学職員)と、個人および女子団体出場枠を獲得した川中香緒里選手(ミキハウス)が8月5日、出身の近畿大学を訪問し、清水由洋理事長らに結果報告を行った。

スポーツ振興センター長の中島茂さんから花束を受け取る川中香緒里選手

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 2012年のロンドン五輪では男子個人で銀メダルを獲得し、2004年のアテネ大会から4大会連続の出場が決まった古川選手が「2人とも出場枠を獲得し、個人のみだが銅メダルももらって帰ってきた。残り3つの団体枠を取りにいきたい」と報告。清水理事長は「ロンドン五輪では日本のみんながアーチェリーを見て感動した。われわれに感動を与えてほしい。1年間頑張ってください」と、1年後の8月5日に開幕するリオ五輪に向け激励した。

 古川選手は「1年と長いが大会も多くあるので一つ一つ調整していって結果が出せれば。最近の目標は世界のベスト8に安定して入ることで、6月のトルコW杯のように予選が8位でも決勝は3位。ベスト8に入っていれば調子がよければメダルを取れる」と話す。世界選手権で受け取った銅メダルが曲がっていたことに触れられると、「取ったことに変わりないのでいいが、これで満足するなということだと思う」と、さらなる上位メダルの獲得に意欲を見せた。

 ロンドン五輪で五輪団体戦初の銅メダルを獲得した川中選手は、「出場が決まってうれしい気持ちとともにホッとしている。先の大会では個人も団体もメダルを目指したが、あと一歩のところで負けてしまった。ロンドンでは銅メダルだったので、次はそれより上のメダルを目指したい」と意気込む。「ロンドンの時は周りの人に助けられてついていったが、今回は自分が10点を入れようと思う。できるだけしっかり真ん中を狙っていきたい。チームとしてのレベルも上がっているので結果を残せると思う」と力強く話した。

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