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大阪府立中央図書館で展示「模型鉄道の魅力」 関西の鉄道テーマに300両

関西の鉄道をテーマに模型や鉄道写真などを展示

関西の鉄道をテーマに模型や鉄道写真などを展示

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 大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)1階展示コーナーで現在、企画展「模型鉄道の魅力」が開催されている。

阪急車輌の模型

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 普段図書館を利用しない層にも足を運んでもらおうと、同館ではさまざまな展示やイベントを企画。今回は、宝塚市在住の会社員・中司純一さんと長男の朔良さん親子が所蔵する鉄道模型コレクションと鉄道写真を展示する。

 現在57歳の純一さんは物心が付く頃から鉄道に興味を持ち、鉄道模型歴は52年、鉄道写真撮影歴は48年のベテラン。「鉄道ファン」や「レイル・マガジン」など、鉄道情報誌への写真掲載歴がある。朔良さんも幼少期から鉄道のビデオを見て育ち、私鉄のNゲージ模型収集や鉄道写真撮影など約20年間、「親子鉄」が続いている。

 会場では、国鉄時代や国鉄型車輌、1970年~2000年ごろの関西の私鉄車輌を中心に、約300両の模型を展示。阪急車輌はマルーンカラーで同じように見えるが、模型を並べると形式ごとの違いがよくわかる。1990年代の終わりごろから関西の私鉄車輌は塗装変更が始まり、「南海は1994年ごろから、京阪は2008年ごろから塗装が変わっていて、展示模型は旧塗装色を再現している」と朔良さん。

 山陰本線・播但線で活躍したC57・D51形蒸気機関車や、DD54・DF50形ディーゼル機関車、純一さんが好きなEF61・65、朔良さんが好きなEF81電気機関車などの車輌を展示するほか、会場壁面には2人が過去5年以内に撮影した写真を展示。台車銘板などの車輌部品や運転時刻表、鉄道用カンテラなども集めた。

 「一番は阪急だが関西の鉄道は全部好き。この展示で鉄道や模型に関心を持ってもらいたい」と朔良さん。

 開館時間は9時~19時(土曜・日曜は17時まで)。4月9日・12日休館。今月15日まで。

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