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東大阪の小学生クイズ王が決定 49チームが熱戦を繰り広げる

(写真左から)優勝したチーム「素」の杉山智哉くん、徳川晧太くん、青柳優斗くん

(写真左から)優勝したチーム「素」の杉山智哉くん、徳川晧太くん、青柳優斗くん

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 大阪商業大学(東大阪市御厨栄町4)蒼天ホールで8月22日、「東大阪市長杯 第5回クイズ王jr.選手権」が開催された。

決勝戦の様子

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 東大阪市青少年健全育成小鳩基金協議会が主催する同イベントは、チームで団結して戦うことや学校時代の思い出作りの場として2011年に1回目を開催。東大阪市内の小学生を対象にした3人チームの学校対抗形式のクイズ大会とし、今年は49組144人の小学生が頂点を目指し戦いに挑んだ。

 当日は朝10時から1次予選の筆記団体戦が始まり、2次予選の後12チームが準決勝に進出。その後、6チーム18人が決勝に臨んだ。

 決勝戦では、江戸時代の将軍を年代順に並べ替える問題や4コマ漫画のオチとなる4コマ目を考えるもの、落語問題、箸で豆を移動させるものなど、バラエティーに富んだ11問を出題。出題者には落語家や漫画家も招き、学校で学ぶ以外の問題も出題された。

 表彰式では、ベストドレッサー賞や個人賞、ユーモア賞などが順に発表され、最後に上位3チームを発表。3位には市立永和小学校6年の「ザ・キューティープリンセス」、2位に西堤小学校6年の「KHG THS」、1位には岩田西小学校6年の「素」が輝き、発表されるたびに歓喜の声が会場に響いた。

 会場に駆け付けた野田義和市長は「子どもたちは賢くてすごいと感心し、大人も勉強せなあかんと反省している。これから10年、15年と続けてほしいし、ラグビーW杯の年には世界選手権になるように持っていければ」などと話した。同協議会の理事を務める大阪商業大学の谷岡一郎学長は「優勝したチームもそうでないチームも、クイズにチャレンジすることに意味がある。教科書に載っていない問題を出すのでいろんなことを学んで、来年またここで会えれば」と評した。

 優勝したチーム「素」の徳川晧太くん、青柳優斗くん、杉山智哉くんの3人は、小学4年時に同じクラスだったといい、徳川くんが出場を希望したことから集結。「1位を目指していたのでここまでこられてよかった」「まさか1位を取れると思っていなかったのでうれしくて泣きそう」など、それぞれ喜んだ。

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