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東大阪のカレーパンショップMASARA、開店1周年 店主は元ラグビー選手

店主の山本健二さん

店主の山本健二さん

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 JR学研都市線・徳庵駅近くの「カレーパンショップMASARA(マサラ)」(東大阪市稲田新町1)が5月22日、オープン1周年を迎えた。

ボリュームのある「マサラドッグII」

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 店主の山本健二さんは元ラグビー選手で、2005-2006年シーズンは、現在ジャパンラグビートップチャレンジリーグに属する近鉄ライナーズに所属。翌シーズンから2年間はリコー関西(現・リコージャパン)ラグビー部に所属していたが、2007年に父親が倒れる。両親は阪急梅田駅近くの新梅田食道街で「カレーショップMASARA」を営んでおり、引退後の2008年から山本さんも同店を手伝うようになった。

 その後、元チームメートと食事をしていた際に「東大阪はカレーパンで町おこしをしている」と聞いた山本さん。調べるうちに「東大阪カレーパン会」の存在を知り、「花園でラグビーワールドカップもあるし東大阪でやらなあかん」と実家近くにカレーパン専門店を開いた。

 カレーパンのフィリングに使うルーは梅田の店のもので、中辛の欧風カレー。オープン当初は、ルーを食パンで挟みホットサンドにした「マサラサンド」(230円)と、牛肉100%のミンチ肉とルー、玉ねぎ、レタスを合わせてホットドッグスタイルにした「マサラドッグ」(280円)の2種類を販売。その後、マサラドッグにソーセージを加えた「マサラドッグII」(380円)、ポテトサラダと合わせた「ポテサラドッグ」、ミルフィーユカツを挟む「マサラカツサンド」(以上350円)と種類を増やした。現在の商品は揚げていないカレーパンのみ。

 「東大阪カレーパン会」の会員にもなり、毎年8日の「カレーパンの日」には全品30円引きのサービスを行う。カレーパン会としてイベントにも出店するほか、中学・高校時代の同期がいた神戸製鋼コベルコスティーラーズのファンイベントで販売するなど、店舗での販売以外にも意欲的だ。

 午前中は東大阪のカレーパン店、午後からは梅田のカレー店にいるという山本さん。オープン1年を迎え、「梅田とは人通りがまったく違うが、店の前を通る地元の人との会話を楽しんだりしている」と話す。今後は「移動販売をやってみたい。ワールドカップの時には東花園の近くで販売できたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~17時ごろ(売り切れ次第終了)。月曜定休。

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