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東大阪の自家焙煎店「プエンテコーヒー」が限定「ホワイトデーブレンド」

オーナーでコーヒーマイスターの田中清高さん

オーナーでコーヒーマイスターの田中清高さん

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 近鉄けいはんな線・新石切駅近くの自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店「プエンテコーヒー」(東大阪市西石切町1、TEL 072-929-9882)が現在、期間限定ブレンド「ホワイトデー・ブレンド ディア・ブランコ」を販売している。

常時約28種類のコーヒー豆を販売

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 「コーヒー店をしたい」とシステムエンジニアだったオーナーの田中清高さんが、東大阪・瓢箪山のコーヒー店で修業し、2013年1月に独立開業した同店。コロンビアやコスタリカなど現地で買い付けたコーヒー豆と、「難しくなく誰が入れてもおいしく入れられる」というコーヒー器具を販売する。「プエンテ」はスペイン語で「橋」を意味し、「作り手の顔も買って飲んでくれる人も知っている。その橋渡しをしたい」と名付けた。

 店内では、シーズン商品を含む約28種類のコーヒー豆を販売。「昨年は世界で一番高価なコーヒーも扱った」と希少な豆も扱う。「同じ苦味でもしっかりした苦味が好きな人もいれば、ほどほどが好きな人もいるし、味の好みがわからない人もいる」と言い、田中さんが会話の中から好みを導き出し提案する。カウンター3席を設け、家庭で再現しやすい方法で抽出し、100グラム2,000円以上で販売する豆も400円の有料試飲で提供。利用客は40~60代を中心に、「中学生から94歳のお客さままで幅広い」という。

 同店では、春夏秋冬とクリスマス、正月など、イメージに合わせた季節のブレンド商品を販売。今年1月末には「バレンタインデー&ホワイトデーブレンド」として、甘いチョコレートと相性のいい新商品を発売したが、ブレンドのベースに使っていたケニアのコーヒーの人気が想像以上に高く、ホワイトデーまでに完売。「季節のブレンドがないのは寂しい」と、新たに「ホワイトデー・ブレンド ディア・ブランコ」を作った。

 「前回の商品とは全く逆で甘いコーヒーにした」という同商品は、単一農園の3種類のコーヒーを使ったブレンド。「口あたりが優しく飲みやすいタイプ。少しずつ立ち込めてくる甘みが特徴」という。価格は100グラム730円。

 「20~30代前半の、入り口が甘いコーヒーの層にいかにレギュラーコーヒーを飲んでもらえるかが店のテーマ。コーヒーやコーヒーじゃない話などしながら試してもらいたい」と田中さん。「今後はコーヒー教室なども開いていきたい」とも。

 営業時間は9時~20時(土曜・日曜・祝日は18時30分まで)。火曜定休。

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