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東大阪で「子どもラグビー絵画公募展」 W杯をイメージした作品など326点

松葉幼稚園、高井田東留守家庭児童育成クラブの合同作品

松葉幼稚園、高井田東留守家庭児童育成クラブの合同作品

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 東大阪市民美術センター(東大阪市吉田6、TEL 072-964-1313)で12月19日、第5回「子どもラグビー絵画公募展」と写真展「ラグビーのまち百景~東大阪 思い出のアルバム~」が始まった。

受賞作品

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 ラグビーワールドカップ2019の開催地の一つに市花園ラグビー場が選ばれた2015(平成27)年に、「子どもたちにもっとラグビーに関心を持ってほしい」と始まった同公募展。市内在住・在学の未就学児と小学生を対象に作品を募集し、全国高校ラグビー大会の開催に合わせて公募展を開いている。

 今年は、市内の小学校や幼稚園、こども園、アート教室などから集まった326点を展示。会場入り口には特別賞を受賞した松葉幼稚園、高井田東留守家庭児童育成クラブによる大型の合同作品を展示する。「今年はラグビーワールドカップをイメージした作品が多く、松葉幼稚園の作品はさまざまな国の人がラグビーでつながっている。高井田東留守家庭児童育成クラブは、細かいところまで楽しんで描いてくれているのが伝わってくる」と学芸員の亀井見奈さん。

 今回は、金賞1点、銀賞6点、銅賞14点を選出しており、会場中央辺りに金賞を受賞したアート教室「アトリエシュシュ」の阿部瑛太さん(小学4年)の作品「スクラム!!」をはじめとする受賞作品を展示。金賞に選んだ理由について、亀井さんは「人の体を描くだけでも難しいのに、それもスクラム。動きをうまく描いていて票が集まった」と話す。「幼稚園児の作品も、ジャージーを横しまに塗り分けたり、胸に桜のマークを付けたりするなど、ラグビーのいろいろなところに目を向けて、ちゃんと描いている」と目を細める。

 隣の展示室では、市が所蔵する市内の写真を展示。会場を花園ラグビー場に移して初めて開催された1963(昭和38)年の高校ラグビー大会やSLが城東貨物線を走る姿、布施・河内・枚岡の3市が合併し東大阪市が誕生した際の写真など、懐かしい写真が並ぶ。

 開館時間は10時~17時(最終日は15時まで)。月曜、12月29日・31日、1月2日休館。入館無料。1月7日まで。

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