ラグビーワールドカップ2019日本大会の誘致から開催までの軌跡をたどる展示が1月22日、東大阪市役所本庁舎1階多目的ホールで始まった。
会場では、東大阪市花園ラグビー場で行われた試合に出場したイタリア、ナミビア、アルゼンチン、トンガ、ジョージア、フィジー、アメリカの7カ国のサイン入り代表ジャージーやパンフレット、各国を紹介するパネルを中央に展示。壁面には、開催都市や花園ラグビー場での試合日程、チケット発売やボランティア募集などのポスターが並ぶ。
会場の奥には、市が開幕1000日前からウェブサイトで表示していた、カウントダウンボードを持った市民や著名人の写真を使ったモザイクアートのパネル2枚を展示。デザインは花園ラグビー場の外観と、試合会場となった第1グラウンドで、1000日分の写真全てを使い、今回の展示に合わせて制作した。ワールドラグビーから開催会場に贈られた記念モニュメントや、日本代表選手のサイン入りジャージーなども並ぶ。
市のラグビー関連の取り組みを紹介するコーナーでは、花園ラグビー場や市内で撮影が行われたNHKドラマ「花園オールドボーイ」「不惑のスクラム」のポスターや台本、出演者のサイン、TVアニメ「ALL OUT!!オールアウト」とコラボしたポスターや全国高校ラグビー大会のポスターなどを展示。ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で活躍し、市長賞詞を贈ったトンプソンルーク選手と木津武士選手のサインなども展示する。
市花園ラグビー場活性化推進室の千田拓也さんは「開催会場を持っている自治体にしかないモニュメントやジャージーなど貴重な品や、懐かしいものが集まっている。カウントダウンボードは何か違う形で使いたいと思っていて、参加してくれた人全員がそろっているモザイクアートになった。自分の写真を探しに来てもらえたら」と話す。
開催時間は9時~17時30分(最終日は12時まで)。今月25日まで。