東大阪出身・在住の音楽ユニット「Last Star」が「あなたと作るMusic Video」プロジェクトを立ち上げ、現在ミュージックビデオ(MV)で使用する「世界が落ち着いたらやりたいこと」を書いた写真を募集している。
ボーカルのryosukeさんとドラムのyutoさんは、共に東大阪出身で現在も市内在住。2人は保育園の時からの幼なじみで、2013(平成25)年に同ユニットを結成。ストリートライブを中心に活動し、結成1周年にumeda AKASO(現umeda TRAD)でワンマンライブを行った。昨年9月には東大阪市文化創造館で、高校吹奏楽部や近鉄ライナーズらとコラボしたステージを披露。東大阪市民100人が出演するMVを制作するなど、地元を盛り上げる取り組みも行っている。
作詞作曲を手掛けるryosukeさんは、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、3月末ごろ、その時に肌で感じたことを曲にした。デモ音源ができた時には緊急事態宣言が発令され、さらに自粛が求められるようになり、yutoさんと「ミュージシャンとしてこの曲で誰か一人でも希望を抱けるようなことはできないか」と考え始めた。4月中旬、「『世界が落ち着いたらやりたいこと』というのを募集してそれをMVにすれば、参加する人もあれをやりたい、これをやりたいと前向きな未来をイメージできるし、見た人も自分だったらこれがしたいと希望を想像することができるのでは」と、4月21日から、コロナ終息後にしたいことを書いた紙を持った写真を募集している。
写真は、文字が読めるようにして横で撮影。ryosukeさんのツイッターアカウント「@LSryosuke」に、画像を添付し、「#コロナが終わったら」と付けてリプライする。写真はメールでも受け付ける。募集期間は4月28日まで。
「今はまだ発売といった形でのリリースは考えられていなくて、とにかく写真が集まったらすぐにMVの制作に取り掛かり、皆さまに自宅で楽しんでいただけるよう、ユーチューブでフルバージョンを無料公開する」とryosukeさん。「もしもこのプロジェクトに良いなと共感してもらえたら、ぜひ写真を送ってほしい」と呼び掛ける。