全国高校ラグビー大会を中継するMBSが今冬の「第100回全国高校ラグビー大会」の開催を願い、同大会テーマソング「ハナツ」のリモート合唱を企画。現在、歌唱動画とメッセージ画像を募集している。
昨年開催されたW杯でラグビー人気が高まったが、新型コロナウイルス感染症の影響により、トップリーグはシーズン途中で中止。高校ラグビーも、春の全国高校選抜ラグビー大会、夏に開催を予定していたKOBELCO CUPなど、冬の風物詩の全国高校ラグビー大会を残し、全てが中止に追い込まれた。
同局では、大会テーマソングを歌うスキマスイッチを含むプロジェクトチームで「こんな時だからこそラグビー界をONE TEAMにできないか」と話し合いを重ね、コロナ禍で不安を抱える高校生ラガーにエールを送り、第100回大会の開催を願って、大会テーマソング「ハナツ」をラグビーファンみんなでリモート合唱する企画を始動。スキマスイッチの2人はみんなで歌唱できるよう、今回のために改めてリモート演奏し、動画を制作した。
同企画では、田中史朗選手ら、W杯2019に出場した日本代表選手6人や、同局が放送する「全国高校ラグビー大会ハイライト」のMCを務める大畑大介さんらが協力し、テーマソングの1番のサビ部分の動画を制作。それを参考に、2番のサビ部分、大サビ部分の歌唱動画を一般から募集。歌唱動画以外にも、歌以外で思いを伝えたいという人向けにメッセージボードを持った静止画も募集する。動画に参加する田中選手は「みんなで日本を盛り上げましょう!!」、堀江翔太選手は「参加してみてねー」(以上、原文ママ)など、参加選手らがSNSで呼び掛けており、現在、幅広い層から動画やメッセージ画像が集まっているという。
動画とメッセージ画像は7月5日23時59分まで募集。受付終了後、集まった動画や画像を編集し、7月中をめどに公式サイトやユーチューブ上でフルコーラスを公開する予定。
※7月12日23時59分まで応募期間延長(7月3日主催者発表)