東大阪市が8月24日、大阪府と府内市町村の情報を発信するプラットフォーム「OSAKA愛鑑(めいかん)」にチャンネル「はなさくLIVE東大阪」を開設し、第1回の生配信を行った。
「OSAKA愛鑑」は、府と府内43市町村、協力企業が連携し、大阪の「ヒト・モノ・コト」の魅力を発掘してウェブサイトやSNSで発信するプロジェクト。これまでに、富田林市や阪南市、門真市、岸和田市などがチャンネルを開設しており、市職員が進行役を務め、市の取り組みや魅力を発信している。
東大阪市では、タイムリーな情報を生配信番組を通じて市民に向け発信しようとチャンネルを開設。第1回の生配信では、野田義和東大阪市長が新型コロナウイルス感染防止対策について呼び掛けた後、「ものづくり」「ラグビー」「大学」などの魅力を紹介した。
その後は、都市魅力産業スポーツ部国際観光室の職員が登場し、民間事業者が管理・運営するPark-PFI制度を活用した花園中央公園の今後について、カフェなど公園内に複数の飲食店を設置することや、周辺施設を使ったイベントの開催などで新たな価値を創造していくと解説した。観光施策については、東大阪ツーリズム振興機構が取り組む体験型ものづくり観光、スポーツ型観光、文化・下町観光について説明した。
番組最後には、スペシャルゲストとして、市マスコットキャラクターのトライくんが登場し、トライくんが出演する手洗い・うがい啓発動画を紹介した。
初回配信で進行役を務めた市長公室広報課の木下真里さんは「今回は初回ということで市長をゲストに迎え、東大阪の魅力を紹介した。あらためて市の魅力を伝えることができたのでは」と話す。
第1回番組はアーカイブ公開するほか、今後は不定期で配信を行っていくという。