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全国大学ラグビー選手権、慶大が京産大に勝利 京産大田中主将「関東の壁感じた」

後半13分、慶大CTBイサコ・エノサのトライ

後半13分、慶大CTBイサコ・エノサのトライ

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 第57回全国大学ラグビー選手権3回戦が東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で12月13日に行われ、慶應義塾大学が京都産業大学に47-14で勝利し、準々決勝に駒を進めた。

ラインアウトのボールをキャッチする京産大の城間賢

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 試合は前半4分、慶大のプロップ竹内寛が先制トライを挙げ、同19分には京産大のNO8ヴェア・タモエフォラウが同点のトライを決めて追いつくも、その後、慶大に3トライを決められ28-7で折り返した。後半7分には京産大のスクラムハーフ廣田瞬がトライを決めたが、その後、慶大が3トライを決めて突き放し、47-14で勝利した。

 試合終了後の会見で、京産大の伊藤鐘史監督は「お互いに似たチームでの戦いで、いかに敵陣の深いところに入って強気のフォワードを出し合うかというところだったが、前半、慶應さんに攻め入れられるケースが多く、相手のやりたい形にする機会を与えてしまったのは試合運びとしてはしんどいところだった」、田中利輝主将は「お互いの強みであるフォワードでの勝負で、前半や後半も随所にフォワード戦で相手を上回ることができたと思うが、やはり『関東の壁』というか、コンタクト力やチームの総合力があり壁を感じた」と振り返る。

 慶大の相部開哉主将は「昨年自分たちが出られていない中で、どれだけチャレンジできるかにフォーカスして挑んだ。初めはかなりプレッシャーを受ける場面もあったが、自分たちの謙虚にひたむきにプレーするというところで一つ一つ上回ることができたと思う」と振り返り、次の試合に向け「相手はチャンピオンなのでそこにどれだけチャレンジできるか、自分たちがどれだけひたむきにプレーできるかにかかってくる」と意気込んだ。

 慶大は12月19日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)で早稲田大学と対戦する。

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