ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021の順位決定戦が3月20日に始まり、近鉄ライナーズが1位決定戦進出を決めた。
トライをしたクウェイド・クーパー選手に駆け寄るウィル・ゲニア選手と片岡涼亮選手
東大阪市花園ラグビー場では、上位4チームによる2試合を開催。1試合目は、Aグループ2位の清水建設ブルーシャークスとBグループ1位の豊田自動織機シャトルズが対戦し、豊田自動織機が83-21で圧勝した。
Aグループ1位の近鉄ライナーズは、Bグループ2位のコカ・コーラレッドスパークスと対戦。前半8分にコカ・コーラに先制トライを許したが、前半12分に追いつき、29-11で折り返した。後半は、コカ・コーラに点を許すことなく、近鉄が6トライを挙げて71-11で勝利した。
ゲームキャプテンのLOマイケル・ストーバーク選手は「久しぶりに花園で試合ができ、多くの人を前に今日はとても楽しんで試合ができた。タフチョイスというテーマを全員が達成しようとし、全員が力を合わせてタフな選択が連続でできたのでトライを生むことができた。後半は自分たちの本来やりたかったゲームができた」と振り返る。
4月からは、CTBシオサイア・フィフィタ選手ら新入団選手の公式戦出場が可能になる。有水剛志ヘッドコーチは「経歴など関係なく、フラットにセレクションしてその時のベストメンバーで戦いたい」と話す。
豊田自動織機との1位決定戦は4月3日14時から、布引グリーンスタジアム(滋賀県東近江市)で行われる。