街の駅 クレアホール・ふせ（東大阪市足代北2）で12月5日、「第35回布施戎2016年度福娘コンテスト」の2次審査・最終審査が行われ、ミス福娘が決定した。

ミス福娘、準ミス福娘に選ばれた3人

　近鉄「布施駅」周辺の18の商店街から成る布施商店街連絡会が主催する年末恒例の同コンテスト。今年は18歳～25歳の未婚女性534人の応募があり、書類選考で75人に絞られた後、面接による1次審査で選ばれた30人が2次審査に進んだ。

　2次審査では、1人が欠席したため29人がステージに登場。みこの衣装に身を包み4人～5人ずつ登壇し自己アピール。商店街の印象や布施えびすについて、外国人が来たらどのように福を授けるかなど、審査員からの質問にそれぞれ答え、最終審査に進む入賞者8人が選ばれた。

　最終審査では、「商売繁盛でササ持って来い」のフレーズとともに元気よくササを振るパフォーマンスを見せたほか、芸人のものまねや大阪締め、手話などをそれぞれ披露。2次審査開始から4時間にわたる審査の末、ミス1人、準ミス2人、最終審査に進めなかった21人から会場投票で選ぶ「えびす賞」が選ばれた。

　ミス福娘に選ばれた石川友美さんは「緊張していたが笑顔で最後までやりきれた。まずは十日えびすで笑顔を届け、商店街を盛り上げられるよう頑張りたい」と意気込み、準ミス福娘に選ばれた齊藤瑞希さんは「自分が選ばれるとは思っていなかったのでびっくり。東大阪市民の方に笑顔を届けたい」、同じく準ミスの南彩夏さんは「まさか自分が選ばれるとは思わなかった。全力で福を授けたい」と、それぞれ笑顔を見せた。

　入賞者とえびす賞の9人は来年、布施戎神社で福を授けるほか、商店街のイベントなどにも出演する予定。