日本ラグビー協会が4月28日、2021年度男子日本代表候補選手にトップチャレンジリーグ・近鉄ライナーズのWTBセミシ・マシレワ選手を追加することが決まったと発表した。
日本代表候補に選出されている近鉄ライナーズのシオサイア・フィフィタ選手
フィジー出身のマシレワ選手は、1992(平成4)年6月9日生まれの28歳。身長184センチ、体重93キロ。2017(平成29)年に近鉄に入団した。2018(平成30)年と2019年は、スーパーラグビーの日本チーム・サンウルブズでプレーし、昨年3月にはスーパーラグビーの運営母体であるSANZAARが発表したサンウルブズのベスト15選手に選ばれた。
日本代表候補に選出されたマシレワ選手は「日本代表候補に選ばれたと聞いて、とても感動的なニュースだと感じた。今シーズンはけがの影響でラグビーができていなかったが、最後の2試合には出場することができ、このような報告をいただけてとても光栄。このチャンスを逃さないようにベストを尽くして、日本のラグビーに貢献できるよう頑張ります」とコメントを寄せる。
日本ラグビー協会では4月12日に日本代表候補選手52人を発表。近鉄からは、CTBのシオサイア・フィフィタ選手も選出されている。今回、追加を発表したマシレワ選手とNECグリーンロケッツのSH中嶋大希選手を加え、54人の中から35人の最終スコッドを5月24日に発表する。日本代表は、5月26日~6月8日の期間、大分県別府市で合宿、6月12日にはエコパスタジアム(静岡県)で強化試合。6月16日からはスコットランドに遠征し、6月26日には、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズと対戦する予定。