近鉄奈良線・瓢箪山駅南側の商店街「ジンジャモール瓢箪山」(東大阪市神田町ほか)内に現在、地域園児の塗り絵で作ったこいのぼりが飾られている。
同商店街では14~15年ほど前まで、こいのぼりの装飾をしていたが近年はしておらず、昨年復活させようと企画したが、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出により実施できなかった。今年は「この1年沈んでばかりだし、少しでも子どもたちに楽しんでもらいたい」と、園児の塗り絵によるこいのぼり装飾をしようと決めた。
塗り絵は同商店街のマスコットキャラクター「ひょこタン」がコイにまたがったデザインで、500枚の塗り絵を制作。白と青のビニールテープに取り付け、「こいの滝登り」をイメージしたもので、4月上旬に近隣の幼稚園、こども園、保育園11園に配布。園児らが色を塗ったものを4月27日に回収してアーケード内の柱に取り付けた。
趣味の店「たからや」店主の大東聖弘さんは「ビニールテープに取り付けることでボリュームを持たせた飾りにした。子どもたちがすくすく成長するように願いを込めた」と話す。
装飾は5月10日ごろまで。