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東大阪・花園の「お野菜料理ふれんちん」が駄菓子販売 「地域児童の居場所に」

オーナーシェフの白山登茂和さん

オーナーシェフの白山登茂和さん

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 近鉄奈良線・河内花園駅近くのフレンチレストラン「お野菜料理ふれんちん」(東大阪市花園本町1、TEL 072-961-4910)が6月15日、「まちのお菓子やさん」を始めた。

駄菓子が並ぶ

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 同店では2016(平成28)年3月から、小学生~高校生を対象にした食イベント「こどもsmileレストラン」を毎月1回開催。オーナーシェフの白山登茂和さんが「子どもの頃、テレビを見ながら晩ご飯を独りで食べたり、塾の合間におにぎりで済ましたりしていた」経験から、子どもの孤食に対し、「月に1度だけでもみんなで食事ができたら楽しいのでは」と企画し、2019(平成31)年3月からは月に2回開いていた。

 新型コロナウイルスの感染拡大により現在はテークアウト営業のみとしている同店。価格を抑えた子ども用の弁当やプレートメニューの販売はしてきたが、イベントは開けずにいる。

 「商店街で子どもたちに会うたびに、『次のイベントはいつやるの?』と聞かれる」と白山さん。「イベントが全て中止になり、子どもたちもストレスがたまっているようだが今は店に集まって食事することもできない。何か子どもたちが楽しめることができないか」と、菓子の販売を始めた。

 菓子は「子どもが買いやすい価格のもので、自分が子どもの頃に憧れていた駄菓子をそろえた」と、10円~50円の駄菓子15種が並ぶ。店内で作るクッキー(2枚100円)やフィナンシェ(1つ100円)などの焼き菓子、ギモーブ(3つ100円)、氷入りの塩バニラソフト(250円)、旬の果物とバニラアイスをワッフルコーンに盛り合わせるフルーツパフェ(480円)なども新たに販売する。

 白山さんは「コロナ禍の子どもたちの居場所として、ここで少しでも息抜きしてもらえれば」と願う。

 販売は火曜~土曜の15時~18時。菓子販売時は看板を掲げる。

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