「花園ラグビーの日」制定記念のオリジナルフレーム切手発売イベントが9月22日、近鉄奈良線・東花園駅改札前で行われた。
東大阪市では昨年、ラグビーワールドカップ2019日本大会の会場の一つとして4試合が行われた東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)を市内外にアピールすることを目的に、花園ラグビー場で最初に試合が行われた9月22日を「花園ラグビーの日」に制定。4試合が行われた9月22日から10月13日までを「花園ラグビー週間」とし、今年は10月2日にジャパンラグビー「リーグワン」開幕に向け、花園近鉄ライナーズ対NTTドコモレッドハリケーンズ大阪の試合などを行う「花園ラグビーの日制定記念イベント」を花園ラグビー場で開く。
花園ラグビーの日制定を盛り上げようと発売したオリジナルフレーム切手は、63円切手5枚、84切手5枚、花園ラグビー場の芝を混ぜた紙を使うポストカード2枚と台紙がセットになったもの。切手は、花園ラグビー場や花園近鉄ライナーズの選手、東大阪市のマスコットキャクター・トライくんをデザインした。
発売イベントでは、日本郵便近畿支社から野田義和東大阪市長と花園近鉄ライナーズ普及担当のタウファ統悦さんにフレーム切手を贈呈。東花園駅駅長の日野勝美さんは「ラグビーワールドカップで東花園駅がにぎわったことを昨日のことのように覚えている。2年たって何かできないかと入場券を発売した」と、開場時の花園ラグビー運動場の写真を印刷した台紙付きの東花園駅入場券を野田市長に贈呈した。
イベントには、花園近鉄ライナーズのイエレミア・マタエナ選手、ツポウテビタ選手、横井隼選手、吉本匠選手、木村朋也選手も出席。東花園駅に勤務する吉本選手は「車いす乗車時のサポートや落とし物の管理などをしている」と話す。「朝のラッシュ時に駅でアナウンスをしているが、かんでしまった時に視線を感じるので温かく見守ってほしい」と笑わせ、「東花園駅にいるので気軽に話しかけて」などとあいさつした。
会場では、オリジナルフレーム切手(1シート1,800円)、台紙付き入場券(160円)の販売のほか、小型記念通信日付印の記念押印も行った。小型記念通信日付印は、生駒山の麓にある花園ラグビー場を背景に桜の花とトライくんを描いたデザインで、10月13日まで東大阪花園郵便局(菱屋東1)で押印する。押印は郵便で依頼することも可能で、遠方などから21日までに200通ほどが届いているという。
イベントを終え、東大阪市出身の横井選手は「暑い中いろんな人が来てくれたのでうれしかった。これから試合もあるので応援してほしい」、統悦さんは「花園ラグビーの日制定記念に花園近鉄ライナーズが関わることができて誇りに思っている。東大阪市とこれからも盛り上げていきたい」と話していた。
オリジナルフレーム切手は、東大阪市内の郵便局と、八尾市、柏原市の一部の郵便局で販売する。販売部数は、店頭=1000シート、ウェブ(9月25日~)=100シート。10月2日、花園ラグビー場で行う「花園ラグビーの日制定記念イベント」の郵便局ブースでも販売する。