近畿日本鉄道が11月20日から、リアル謎解きゲーム「近鉄電車ナゾだらけの列車旅」を行う。
謎解きキットに付くオリジナルデザインの1日乗車券を使って近鉄電車に乗り、大阪難波駅~近鉄奈良駅間のさまざまな駅をめぐって、街に仕掛けられた謎を解き明かしていく体験型ゲームイベント。同社では「地域を巻き込んだ形の謎解きイベントは今回が初めて」といい、謎解きキットに付属する沿線の対象店舗で特典が受けられるクーポンを利用しながら、まち歩きも同時に楽しめるイベントを企画した。
同イベントについて担当者は「コロナ禍で密にならないイベントで何かできることはないかと考え、謎解きであれば好きな日、時間帯に参加していただけるし、観光地ではない、普段降りない駅で降りてもらってまち歩きを楽しんでもらえるのではと企画した」と話す。
参加者は「最近、近鉄沿線に引っ越してきた私立探偵」という設定で、まち歩きに出掛けて4人の依頼人と出会い、それぞれが手にした魔法の書物の正体を解き明かす…というストーリー。謎解きキットを購入して最初の目的地を導き出し、その駅に向かって物語を進め、さまざまな街をめぐりながら謎を解決していく。制限時間はなく、所要時間は5時間程度、LINEアプリとウェブサイトを使う。
謎解きキットは2,200円(大人・こども同額、1日乗車券、参加者特典クーポン付き)。1日乗車券の有効区間は大阪難波駅~近鉄奈良駅間。開催期間中の好きな1日に限り有効。販売は、布施駅、東花園駅、生駒駅、鶴橋駅など12駅の特急券発売窓口と通信販売。通信販売では、乗車日の5日前の12時まで販売する。
開催は来年5月31日まで。