近鉄奈良線若江岩田駅近くの和菓子店「菓匠庵 白穂」(東大阪市若江本町1、TEL 06-6723-2075)が2月4日、新商品「チョコあんどーなつ」の販売を始めた。
同店では2014(平成26)年から、沖縄・波照間島産の黒糖を使いしっとりと仕上げた生地で自家製のこしあんを包んだ「あんどーなつ」(140円)を販売している。昨年8月には、「毎日4時間で500個が売り切れる商品」としてテレビ放送で取り上げられ、連日、同商品を求める人の列ができていた。
放送から半年ほどたった現在でも、若江岩田本店と石切店(中石切町5)の2店舗で1日1300個~1500個が完売しているという。3月には、同店店主の新澤貴之さんがプロデュースするあんどーなつ専門店「AN●D(あんでぃ)」が兵庫県芦屋市にオープンすることが決まっている。
今年はバレンタインデーを意識し、あんどーなつをチョコレートでコーティングした「チョコあんどーなつ」(220円)を発売。「ドーナツに合うよう、甘さとほろ苦さのバランスのとれたチョコレートを選んだ。小さなお子さまでも食べていただける。あんどーなつをアレンジした商品は初めてで、チョコがカリッと、中がフワッと、食感の違いが生まれた」と新澤さん。同商品の販売は2月28日まで。3月は、ホワイトチョコレートを使ったあんどーなつの販売を予定している。
冬の商品では、ベルギーの高級チョコレートと北海道の生クリームを合わせた自家製チョコを餅で包みココアパウダーで仕上げた「生チョコ餅」(300円)、同店名物「白穂焼」の薄焼きのどら焼き皮をラスクに仕上げ、ホワイトチョコレートをコーティングした「shirahoチョコラスク」(1枚250円、5枚入りラッピング1,850円)、オリジナルの「チョコサブレ」(330円)、「和三宝しょこら」(850円)などを販売する。
新澤さんは「和菓子を購入する機会が少ない若い人に、こんな和菓子もあると知ってもらえたら」と話す。
営業時間は9時~18時。火曜定休。