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東大阪・八戸ノ里の「串かつちとせ」監修レトルトカレー ソースと白みそ使う

店主の田中裕之さん

店主の田中裕之さん

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 近鉄奈良線・八戸ノ里駅近くの「串かつちとせ」(東大阪市下小阪5、TEL 06-6728-3332)が監修したレトルトカレー「串かつちとせ こってりどてやき牛すじカレー」の販売が2月21日、始まった。

串かつ ちとせ こってりどてやき牛すじカレー

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大阪府内では現在、まん延防止等重点措置に基づく営業時間短縮の要請が続いている。店主の田中裕之さんは「コロナの前は2回転していたが、現在は1回転。テークアウトはしているが待ちの商売ばかりでどうだろうと思った」と話す。

 1年ほど前、同店のオリジナルソースを扱う商社に以前勤めていた人から「カレー好きですよねと声を掛けられた」と田中さん。全国各地のレトルトカレーを販売するカレー売り場「カレーなる本棚」を店舗で展開する北野エースの専売商品として、串かつちとせ監修のレトルトカレーを作らないかという話があり、「北野エースで何か商品を出してみたかった。カレーは得意だったからやってみよう」と決めたという。

 同店監修のレトルトカレー「串かつ ちとせ こってりどてやき牛すじカレー」は、同店オリジナルの串かつソースと、名物のどてやきに使う白みそだれを使っているのが特徴。半年間ほど、試食をしては「辛みがほしい」「白みその分量を増やしてほしい」など要望を出して改良を重ね、発売にこぎ着けた。「最初はみその甘みがきて、それからソースの酸味、その後、辛みがくる」という。

 レトルトカレーは、全国106店舗ある北野エースの店舗で順次発売。串かつ ちとせでは、店舗とオンラインストアで販売するほか、温めて店内のメニューとしても提供する。レトルトカレーは485円、店内メニューは715円。

 田中さんは「発売してから毎日売れており、店で食べてもらう場合は串かつトッピングや『追いどて』もできる。串かつとともにカレーを楽しんでほしい」と話す。

 現在の営業時間は17時~21時。月曜定休(祝日の場合は営業、翌火曜休み)。

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