近鉄奈良線八戸ノ里駅近くの八戸ノ里商店街(東大阪市下小阪5)が2月28日から、リニューアルした商店街マップを配布している。
飲食店が多い同商店街。大阪府内では、まん延防止等重点措置に基づく営業時間短縮の要請が続いており、八戸ノ里商店会会長で串かつちとせの店主・田中裕之さんは、「新型コロナの影響でどの店も大変なのでイベントでもしたいところだが、イベントもできない。多くの人に商店街に足を運んでもらうにはどうしたらいいかと考えた」と話す。
同商店街では4年前に商店街マップを作成したが、店の入れ替わりもあり、周辺には新しいマンションが建って新しい住民が増えていることから、商店街新型コロナウイルス感染症対策事業補助金を活用し、「よってこ!八戸ノ里商店街 感染対策deお買い物MAP」の製作を企画した。
マップはA5判、8ページ。飲食店、洋菓子や総菜などの販売店のほか、整骨院やライフ八戸ノ里店など24店を掲載する。店主や料理、商品など、写真を多く使った楽しそうなデザインで、安心して街に来てもらえるよう商店街が取り組んでいる感染症対策も掲載する。
田中さんは「マップの内容はお店の人にもお客さんにも好評。コロナが明けたらイベントも企画して復活したい」と意欲を見せる。
発行部数は3000部。商店街加盟店各店に設置する。