7人制ラグビーの大会「サンコーインダストリーPresents 2022 関西セブンズフェスティバル」が4月17日、東大阪市花園ラグビー場（東大阪市松原南）第1・第2グラウンドで開催される。

　関西ラグビーフットボール協会（大阪市北区）が主催する関西セブンズフェスティバルは、国内有数の規模を誇る7人制ラグビー大会で、2013（平成25）年から行っており10年目を迎える。7人制ラグビーは2016年リオデジャネイロオリンピックから夏季オリンピックの正式種目に採用されており、同大会でも毎年、日本代表チームによる視察が行われているという。

　昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で「大学の部」のみの開催だったが、今年は、「大学の部」「社会人・クラブ・オープンの部」それぞれ10チームで10時からトーナメント戦を行う。これまでは鶴見緑地球技場（大阪市鶴見区）で開催しており、花園ラグビー場での開催は今回が初めて。

　第1グラウンドでは12時から、ジャパンラグビーリーグワン・花園近鉄ライナーズの浅岡勇輝選手、三竹康太選手をゲストに迎え、トークショーを開催。同グラウンドの午後の試合では、場内放送に浅岡選手、三竹選手、横井隼選手、人羅奎太郎選手が出演する予定。

　第2グラウンドでは13時から、花園近鉄ライナーズのタウファ統悦さん、村下雅章さん、日本ラグビーフットボール協会RDOの守屋篤さんを講師に迎え、ラグビー体験会を開催。現在、小学1年～6年の参加者を募集している。参加無料。雨天中止。申し込みは同協会ホームページで受け付ける。

　第1グラウンドでは、2019年に初開催したイベント「プロップセブンズ」を開催。スピード感のあるセブンズの試合は通常、バックスの選手を中心に構成するが、同イベントでは出場選手を各チームの1列目に限定し、合同チームを編成して行う。12時30分から「社会人・クラブ・オープンの部」、14時30分から「大学の部」の試合を行う。

　同協会関西セブンズフェスティバル担当者の林美菜子さんは「今回、ラグビーの聖地・花園ラグビー場で開催でき、大変うれしく思っている。毎年好評いただいているプロップセブンズは、ついに花園第1グラウンドで2試合行われ、これはもう大事件としか言いようがない。トークショーやラグビー体験、飲食ブースの出店など1日を通して楽しんでいただける内容になっているので会場に足を運んでほしい」と来場を呼びかける。

　入場無料。