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河内小阪駅前に「出張カキ小屋 牡蠣奉行」 カキ、海鮮、肉をBBQスタイルで

石巻産マガキはバケツ盛りを選ぶ人が多い

石巻産マガキはバケツ盛りを選ぶ人が多い

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 宮城県石巻産のカキを炭火焼きで楽しむ「出張カキ小屋 牡蠣(かき)奉行」(東大阪市小阪1、070-9080-5639)が現在、近鉄奈良線河内小阪駅前に期間限定オープンしている。

カキの食べ比べをする人が多い

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 地域活性・復興支援プロジェクト「かき小屋実行委員会」が運営する「牡蠣奉行」。東日本大震災で風評被害に遭った宮城県石巻の生産者を支援しようと、震災発生翌年の2012(平成24)年から全国で開催。活動を通じて、漁港の活性化、震災の風化防止、継続的な東北の復興支援に取り組み、これまで延べ300カ所以上で開催している。

 小阪駅前の特設会場にはテーブル32卓128席を設け、各テーブルに炭と網を設置。利用客が自ら食材を焼くバーベキュースタイルで営業する。

 食材は、石巻産マガキ(約1キロ=殻付き4~5個、600円)、3倍以上の量が入ったバケツ盛り(1,800円)、瀬戸内粒ガキ(約10個、1,500円)、サザエ、ホタテ貝柱、赤エビ(以上390円)、スルメイカゲソ、イカオヤジ(以上490円)、活(いけ)ホタテ、ホッキ貝(以上690円)、アワビ(790円)など。

 肉類では、牛タンつくね(チーズ、490円)、生フランク(プレーン、ピリ辛スパイシー、爽やかハーブ1本、各490円)、豚串(490円)、牛串、肉巻きおにぎり(以上、690円)、豚タン串(790円)など。かきご飯、カキフライ(3個)、かき汁(以上390円)はテイクアウトもできる。ドリンクは、ソフトドリンク(250円)、ハイボール(500円)、生ビール(600円)など。同会場での客単価は4,000円~4,500円。

 スタッフの宮田愛花さんは「石巻産のマガキと、味が濃厚でクリーミーな瀬戸内粒ガキを食べ比べする人が多く、活ホタテ、イカオヤジ、生フランクが人気。新商品の豚タン串も食べてもらいたい。近隣の大学に通う大学生から70代くらいまでの幅広い層に利用してもらっており、土曜・日曜は子ども連れのファミリーが多く、開店1時間前から並んでいることも多い。平日の14時~17時はスムーズに案内できる。まだ知らない人もいると思うので、復興支援で始まったと知ってもらいたい」と話す。

 営業時間は11時~21時。最初の会計時に1人390円の炭代・席代がかかる(未就学児無料)。2月12日まで。

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