近畿日本鉄道（大阪市天王寺区）が4月1日から、「舞いあがろう 東大阪」特別入場券と駅名キーホルダーを販売している。

布施駅で販売する特別入場券の台紙（両面）

　3月で放送が終了したNHK連続テレビ小説「舞いあがれ！」の放送開始に合わせて発足した「舞いあがれ 東大阪プロジェクト」では、ものづくりの現場や商店街の「人」をクローズアップしたキービジュアルや地域キャンペーンロゴマーク「舞いあがれ 東大阪」を作成。ポスターやのぼりを商店街等に設置し、東大阪の魅力を発信してきた。

　近鉄では、「ものづくりのまち東大阪が舞台の一つとなった『舞いあがれ！』の放送を受け、東大阪市と地元商店街と連携し、コロナ禍で沈んでいる街を盛り上げることに少しでも役立つことができればと商品を企画した」という。

　特別入場券と駅名キーホルダーは、布施駅と東花園駅で販売。入場券の台紙の表面には、「舞いあがれ 東大阪」のキービジュアルを採用。布施駅で販売する台紙の裏面には、「布施駅 舞いあがろう 東大阪」の文字と飛行機のイラスト、東花園駅の台紙は、「舞いあがれ 東大阪」のロゴマークに込められた思いをつづったデザインとした。各500枚限定。1枚180円。

　オリジナル駅名キーホルダーは布施駅版と東花園駅版を作り、どちらも裏面には「舞いあがれ 東大阪」のキービジュアルを入れる。各300個限定。1個600円。

　同社担当者は「東大阪はラグビーのまちのイメージがあると思うが、ラグビーだけでなく、ものづくりのまちとして魅力あふれる元気な街。ぜひお越しいただきたい」と話す。

　両駅の駅長室で販売。販売時間は布施駅＝9時～19時。東花園駅では終日販売する。5月31日まで。