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東大阪・花園で関西独立リーグ「大阪ゼロロクブルズ」ホーム開幕戦

ヒーローの古田青依投手(写真左)と内藤晃裕外野手(同右)

ヒーローの古田青依投手(写真左)と内藤晃裕外野手(同右)

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 東大阪市を本拠地とするさわかみ関西独立リーグ球団「大阪ゼロロクブルズ」のホーム開幕戦が4月9日、花園セントラルスタジアム(東大阪市松原南1)で行われた。

セレモニーであいさつをする大阪ゼロロクブルズの藤井秀悟監督

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 「淡路島ウォリアーズ」が新たに参入し、今季から5チームが所属する同リーグ。各チームが年間48試合を戦う。ゼロロクブルズは昨季、18勝27敗3分で4チーム中3位だった。

 昨季までは「06BULLS(ゼロロクブルズ)」として活動してきたが、河内エリア・摂津エリアを中心に、地域に根ざしたスポーツチームを目指した活動をしようと、今季から球団名を「大阪ゼロロクブルズ」に変更。心機一転、ホームゲームでは3塁側ベンチを使い、ユニホームも一新した。

 兵庫ブレイバーズと対戦したホーム開幕戦には、今季リーグ最多の838人が駆けつけた。試合開始前には、3つのダンスチームによるパフォーマンスやシンガーソング・ライターの若林美樹さんによる国家独唱など、オープニングセレモニーを行った。大阪ゼロロクブルズの藤井秀悟監督は「本当に優勝を目指している。その中から活躍する選手が出て、皆さんに応援いただいて、NPBの世界にいってほしいと思う。今日、もし選手がいいプレーをしたり、好きな選手ができたりしたら、次回の試合、また次の試合と足を運んでいただき応援をしてもらえたら」と集まったファンに呼びかけた。

 試合は1回裏、2アウト1・2塁の場面で大阪ゼロロクブルズの5番・今田勇大外野手がヒットを打って0-1と先制。その後、6番・奥田一弘外野手がヒットを打ち0-2とすると、3回裏には2番・内藤晃裕外野手が今季1号となるソロホームランを放って0-3と差を付けた。4回表には兵庫ブレイバーズの2番・山崎照英内野手のヒットでノーアウト1塁とすると、4番DHの金東俊選手の打席で大阪ゼロロクブルズが悪送球、1-3とした。その後は両チーム無得点のまま、大阪ゼロロクブルズが勝利した。

 ヒーローインタビューで古田青依投手は「今日はホーム開幕戦ということで、前の試合では負けてしまったので、今日は絶対勝つんだという気持ちで挑んだ。一人ひとり抑えていって、それが結果的にゼロにつながればいいと投げた」と話した。内藤外野手は「藤井監督に初勝利をプレゼントできたのでよかった。(ホームランは)入ると思っていなかったので、全力で走ってちょっと恥ずかしい気持ちだった」と明かした。

 藤井監督は「みんな頑張ってくれて、皆さんの前で勝ちを見せることができたのが本当によかった。(内藤選手のホームランは)打った瞬間にいったなと思った。価値のあるホームランだった。多くのファンの前で野球をすることがなかったので、みんな攻撃に気合いが入っていたと思う。ホームゲームで久しぶりに勝ち、たくさんの人の前で勝つのは本当にうれしい」と笑顔を見せた。

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