イベント「東大阪バザール」が5月4日、瓢箪山稲荷神社（東大阪市瓢箪山町）で開かれる。

　大阪の食物販店やワークショップブースが出店し、3月5日に第1回を開催した「東大阪バザール」。1回目は商業施設「フレスポ東大阪」（稲田新町）で開催し、企画・運営のイベント会社Besten Dank（東石切町）とイベント開催に協力した河内新聞社（神田町）が「単発や年に1回のイベントではなく、市内で会場を変えながらでも同じ名称のイベントを続けていけたら」と、瓢箪山稲荷神社を会場に2回目の開催が決まった。1回目より出店ブース数やステージに登場するアーティストを増やし、規模を拡大して開催する。

　瓢箪山稲荷神社ではこれまで、子どもと保護者向けに「祈祷（きとう）体験会」を行ってきた。同体験会は4年前から「こどもまつり」と名称を変え、同神社奉賛会が模擬店を出すなどして開催してきたが、新型コロナウイルスの影響で2020年から昨年までは開催を中止。イベントを再開するに当たり、第1回の開催が好評だった東大阪バザールと同時開催することになった。

　当日は、「ゲンタコ51」（箱殿町）のラジオ焼きや和牛専門店「笑楽家」（瓢箪山町）のハンバーガー、「George Bagel」（箕面市）のベーグル、「マ・チョ」（門真市）のカヌレなどの飲食ブースや、竹とんぼを作る木工体験、アルコールインクアートのワークショップなど、16ブースが出店する。

　12時30分～15時40分は音楽ステージイベントを行う。シンガーソング・ライターの若林美樹さんが関西で活動するアーティストから会場の雰囲気に合う人に声をかけたという。「今回は神社での開催なので、アコースティックギターの弾き語りをするシンガーなどを選んだ」と若林さん。ステージには、神社近くの商店街「ジンジャモール瓢箪山商店街」のマスコットキャラクター「ひょこタン」も登場する。

　河内新聞社の吉川雄太社長は「小さくてもいいので東大阪のいろいろなところで開催し、イベント会場近くに住んでいる人が楽しんでくれたらうれしい。今後、骨董（こっとう）市などほかのイベントとも一緒に開催したい」と意欲を見せる。

　開催時間は10時～16時。「子ども祈祷体験会」は、10時～、11時～、14時～（当日整理券配布あり）。参加無料。小雨決行。