自家焙煎(ばいせん)コーヒー専門店「プエンテコーヒー」(東大阪市西石切町1)が8月6日から、サッカーJ3「FC大阪」とコラボしたオリジナルブレンドコーヒーを販売する。
FC大阪ゴールドパートナーの同店では、同クラブのファンに店を知ってもらい、店の利用客には東大阪にサッカークラブがあることを知ってもらおうと、同クラブオリジナルドリップバッグを販売。2019(平成31)年には、川西誠選手が選んだコーヒーをブレンドして商品化した。
7月19日には、DF坂本修佑キャプテン、GK永井建成選手、FW武田太一選手が同店を訪問。店主の田中清高さんが、さまざまな農園のコーヒーや同じコーヒーでも焙煎の度合いが違うなど10種類のコーヒーを用意した。3選手は順にテイスティング。同じコーヒーでも冷めてくると味の印象が変わるため、何度も味を確かめた。
気に入ったコーヒー2種類をブレンドする工程では、3人それぞれが2種類の組み合わせや比率を変えながらブレンドして飲み比べ、坂本キャプテンと武田選手の選んだブレンドコーヒー各1種、永井選手がブレンドしたコーヒー2種を商品化することになった。
「コーヒーはよく飲むが、ブレンドする機会はないので楽しかった。お薦めのコーヒーができたので、試合会場で飲んでほしい」とブレンドを体験した武田選手。永井選手は「普段何気なく飲んでいたコーヒーだが、今日経験して奥が深いと思った」と話す。坂本キャプテンは「いろいろな種類を飲み比べて勉強になった。商品企画をしている感覚で楽しかった。僕のは苦いので、苦いのが好きな人は僕のコーヒーを飲んでほしい」と呼びかけた。
3選手がブレンドしたコーヒーは、東大阪市花園ラグビー場で行われるFC大阪のホームゲーム試合会場で販売。販売日は、永井選手=8月6日(その1)・9月3日(その2)、坂本キャプテン=8月20日、武田選手=9月24日。各日とも、ホットコーヒー、アイスコーヒー、数量限定でコーヒー豆・粉、ドリップバッグセットを販売する。