近鉄奈良線・東花園駅近くに1月17日、大分・津久見の郷土料理「とり天」をメーンに提供する「とり天の満天堂 東花園店」(東大阪市吉田5、TEL 0729-63-5117)がオープンした。
2010年9月、大阪市東淀川区に1店舗目を構えた「とり天の満天堂」。1号店店主の妻が大分出身で、「帰省した際に食べたとり天がおいしく、大阪で広めたい」と開業。しょう油ベースの秘伝のタレに漬け込んだ鶏ムネ肉を天ぷらにした「とり天」を看板メニューに据える。
3店舗目となる東花園店では、とり天(400円)、こころ天、すなずり天(各380円)、大阪名物の紅しょうが天(220円)を販売。店内には食券機を設置し、イートインスペースも設ける。ランチタイムの利用のほか、夕食のおかずとして購入する女性や会社帰りのビジネスマン、学校帰りの学生グループなど、幅広い層が訪れているという。
オープン直後に来店した利用客から「近くに昼ごはんを食べられる店がないので丼ものはできないか」といわれたことがきっかけで、2月1日からは新メニューの「とり天丼」(500円)の販売を開始。空揚げ(5個450円)、あげパン(きなこ、ココア、砂糖=各200円)などのメニューを増やし、現在は空揚げ丼の試作に取り組んでいる。
店頭では、「とり天に合う」という大分のポン酢(1個20円)や、鶏めしの素、「うまからもやしのたれ」(260ミリリットル=各350円)なども販売する。
「お客さまの要望を聞きながらメニューを増やしていきたい。今後はデリバリーもできれば」と同店担当者。各メニューは電話での予約注文が可能。
営業時間は11時~20時。