ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)とスーパーラグビーのメルボルン・レベルズ(オーストラリア)の選手とスタッフが10月10日、小学校に登校する児童の見守り活動「スマイル愛ガード」に参加した。
「地域の子どもは地域で守る」「子どもの安全はみんなで」を合言葉に、2005(平成17)年に始まった「愛ガード運動」。学校・家庭・地域が連携して児童の登下校時の見守りや通学路などの見回り、交通安全啓発などのボランティア活動を行っており、2020年時点で約1万3000人が愛ガード運動協力員として活動に参加している。
ライナーズは10年以上前から交流イベントなどに参加しており、2021年からはチーム全体で愛ガード運動に参加。この日は、ライナーズの選手56人、スタッフ33人が東大阪市内17校の小学校で登校する児童を見守った。
東大阪市花園ラグビー場近くの英田(あかだ)南小学校と英田北小学校での活動には、2019年からライナーズとパートナーシップ契約を結び、10月14日の国際親善試合のために来日したメルボルン・レベルズの選手とスタッフも参加。ライナーズとレベルズの選手たちは黄色い旗を持ち、「おはよう」「自転車来るよ」と児童らに声をかけた。
活動終了後、野中翔平キャプテンは「子どもたちにたくさん元気をもらったので、今日も一日、週末のレベルズ戦に向かって頑張って練習したい」と笑顔を見せる。
東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドでは10月14日、11時30分から東海大大阪仰星対天理の特別招待ゲーム、14時からライナーズ対レベルズの国際親善試合が行われる。