ジャパンラグビーリーグワン「花園近鉄ライナーズ」が11月19日、日本マクドナルド(東京都新宿区)のチャリティー活動「マックハッピーデー『青いマックの日』」に参加し、募金を呼びかけた。
「青いマックの日」は、自宅から遠く離れた病院に入院・通院する子どもとその治療に付き添う家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」(以下、DMH)の支援を目的に、日本マクドナルドが全国のマクドナルド店舗で行っているチャリティー活動。DMH支援のテーマカラー「青」から名称を「青いマックの日」とし、店舗を青いバルーンやPOPで装飾したり、クルーが青い制服を着用したりするなどして、同活動を盛り上げている。「青いマックの日」には、ハッピーセットの販売1セットにつき、50円をDMH運営会社のドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(以下、DMHC)に寄付する取り組みも行われる。
DMHはアメリカで誕生し、日本には現在12棟のDMHがある。自宅のようにゆったり過ごせるよう自炊ができるキッチンやリビング、ダイニングなどを備え、1人1日1,000円で利用できる。同社ではこれまで各店頭に募金箱を置くなどの支援を行ってきた。
花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)とDMHCは昨年1月、パートナーシップ協定を締結。ライナーズのホストゲーム開催時にDMHCブースを設置したり、選手がDMHを訪問したりするなど、支援活動を展開してきた。「青いマックの日」当日は午前と午後の2回、マクドナルド近鉄東花園駅前店に選手が駆け付け、通行人や来店客に募金を呼びかけた。
ドナルド・マクドナルド・ハウスおおさか健都サブハウスマネジャーの後藤典史さんは「ライナーズの試合の日にブースを作っていただき、東大阪での認知が上がっている。ラグビー場でブースを見られた方から物品の寄付や募金をしていただいたり、選手がハウスや病院を慰問してくれたり、うれしいし心強い」と話す。
募金活動に参加した金子惠一選手は「病気の子どもたちとその家族のために活動できてよかった」、佐原慧大選手は「イベントを通じてこのチャリティー活動を知った。少しでもみんなが笑顔になれるように僕も協力したい」と話す。