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東大阪・中小阪にりんごあめ専門店「りんごとあっぷるん」 イートインも

(右から)店主の時吉美智子さん、店舗スタッフ

(右から)店主の時吉美智子さん、店舗スタッフ

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 りんごあめ専門店「りんごとあっぷるん」(東大阪市中小阪3、TEL 06-7777-0495)がオープンして3カ月がたった。

りんごあめ「プレーン」とカットした「ホワイトチョコ」

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 店主の時吉美智子さんは「子どもが大学生になり、親の介護も終わってすることがなくなったので、何か始めたいと思っていた。2年ほど前、東京に旅行に行った時にりんごあめ屋さんを見てときめいた。お団子やぜんざいを出す甘党の店をしてみたいと思っていたが、りんごあめ専門店を選んだ」と話す。東大阪市内在住の時吉さんは家から近いエリアで物件を探したところ、ほかの物件はすべてマンションの1階だったが、中小阪に独立した建物を見つけたため出店を決めたという。

 店舗外観はシルバーとガラスでまとめ、店先にのれんを掲げて「近未来の屋台」をイメージ。カラフルなりんごあめが映えるよう、店内は白色で統一する。注文カウンターの奥には8席のイートインスペースがあり、「いずれはカフェにしようと思っているのでシンプルな内装にした」と時吉さん。

 りんごあめのラインアップは、プレーン(590円)、プレーン紅茶(620円)、シナモンシュガー、ココア(以上、650円)、宇治抹茶、ホワイトチョコ、ミルク感たっぷりホワイトチョコ(以上、680円)、黒糖きなこ(690円)の8種類。現在ホワイトチョコがよく売れているという。「プレーンも食べたいが、ほかの味も食べたいという人向けに別添えのパウダーも販売している」と時吉さん。パウダーは50円から用意する。ドリンクは、コーヒー、紅茶(以上、280円)、濃厚バナナジュース(380円)など13種類。イートインスペースは、ドリンク注文だけでも利用できる。

 時吉さんは「あめを作るのが難しく、最初は歯にくっつくなど、うまくいかなかった。水と砂糖の配分、煮詰める時間などをいろいろ試してベストなあめができたが、今度は店で一度に大量に作るのが難しかった」と振り返る。同店のりんごあめは大きいのが特徴で「小さい物も試したが、今の大きさがベスト。大きいとびっくりされる」とほほ笑む。「学生が買ってくれるイメージだったが、未就学児を連れたお母さんから70代くらいの女性が中心。カットを希望する人が多い」とも。

 時吉さんは「オープンから3カ月、最初は地域の人に受け入れられるか不安だったが、店名の缶バッジを作ってプレゼントしてくれる人がいたり、近くの会社が敷地をお客さんの駐輪スペースに使っていいよと言ってくれたり、本当によくしてもらっている。子どもやお年寄りの多い地域なので、店で地域の人に楽しんでもらえるようなイベントなどができたら」と意欲を見せる。

 営業時間は13時~18時。水曜定休。月1回日曜休業。

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