企画展「MOBIO リボーンチャレンジ出展企業展」が現在、ものづくりビジネスセンター大阪「MOBIO(モビオ)」(東大阪市荒本北1、TEL 06-6748-1054)で開催されている。
2025年大阪・関西万博で大阪府・市が運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」内には、大阪府内に活動拠点のある中小企業やスタートアップの優れた技術やサービスを発信する「展示・出展ゾーン」が設けられる。企画・運営を担う大阪産業局と大阪商工会議所は、同ゾーンへの参加を目指す中小企業・スタートアップの支援が可能な金融機関や公的団体など14団体から支援事業「リボーンチャレンジ」の企画案を募集し、26の展示テーマが決まった。多くの企業が出展できるよう展示企業は週替わりとし、会期中の26週で377社が出展する。
ものづくりビジネスセンター大阪「MOBIO」を運営する大阪産業局のテーマは、「みんなで考える未来の街プロジェクト」「明日が楽しくなる町『スマートヘルスケアタウン』プロジェクト」「カーボンニュートラル トレジャーハント~便利な未来を支える技術たち~」「MOBIO大阪パビリオン展示 No/BORdER~国境・垣根・時代・カベを超える技術展~」の4つ。
同局では、来年7月8日~14日に「MOBIO大阪パビリオン展示 No/BORdER」のテーマで出展する13社を紹介する展示を企画。現在、「MOBIO」2階の展示場で開催している。
出展企業は、ユニオン(大阪市)、宇宙開発協同組合SOHLA(東大阪市)、C&M(大阪市)、ジェイテックコーポレーション(茨木市)、ハードロック工業(東大阪市)、金井重要工業(大阪市)、竹中製作所(東大阪市)、下西技研工業(東大阪市)、ナミテイ(東大阪市)、第一精工舎(大阪市)、田尻薄片製作所(東大阪市)、ナルックス(三島郡)、菱田技研工業(堺市)。各社の最新技術をパネルなどで紹介する。
6月20日は、出展企業各社が自社の技術を紹介し、参加者との交流を図る「MOBIO -Cafe -Meeting」を開く。第1部は技術紹介、第2部は交流会とし、第1部の参加費は無料、第2部は500円。定員30人。
大阪産業局の二宮正和さんは「開幕まで1年を切ったタイミングで、来年万博に出展する企業の現状を見ていただこうと企画した。1年かけてどうブラッシュアップしていくか見てほしい」と話す。
開館時間は9時~17時(最終日は15時まで)。土曜・日曜・祝日休館。入場無料。6月28日まで。