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パリパラ出場のアーチェリー・上山友裕選手、東大阪市長を表敬訪問

パラリンピック・アーチェリー日本代表の上山友裕選手(左)と野田義和東大阪市長

パラリンピック・アーチェリー日本代表の上山友裕選手(左)と野田義和東大阪市長

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 パリ2024パラリンピック・アーチェリー日本代表の上山友裕選手が7月23日、東大阪市役所を訪れ、野田義和市長に大会出場を報告した。

野田市長と歓談する上山選手

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 リオ、東京に続き、3度目のパラリンピック出場となる上山選手。ドバイ2022世界パラアーチェリー選手権大会では、リカーブ男子個人で金メダルを獲得した。

 5月末に左ひじの疲労骨折が判明し、約1カ月、打つことができなかったという上山選手。「人生初の骨折がここで来たかと焦ったが、出発の日から逆算して治療をしてきた。その後、リハビリがてら出場した試合で日本新記録を更新するなど、状態は悪くない。体力的な影響はあったが、感覚はまったく落ちていなかった」と話す。

 野田市長から「緊張はありますか」と聞かれると、上山選手は「もうない。東京は少し緊張していたが、緊張しないようにメンタルの状態を調整していかないといけない」と応じた。メンタルコーチと2人で「勝ちたいと思わないようにしている」という。「東京では1回戦負けで、その後の世界選手権では金メダル。世界選手権の時は優勝しようと思わず、目の前の試合に一つ一つ集中すると世界でも勝て始めた。自分の一本にどれだけ集中できるか」と話す。

 「(メダルを)というのを控えた方がいいのかなと思いつつ」と野田市長から期待された上山選手は「阪神タイガースが優勝を意識しないよう『アレ』と呼び換えたように、メダルを何かに置き換えてほしいと会社の壮行会で言ったところ、『OMIYAGE(お土産)を楽しみにしている』と言われた。皆さんもOMIYAGEでお願いします」などと話していた。

 上山選手は、8月29日の予選、9月4日の個人、5日の男女混合に出場する。

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