ジェラート専門店「Gelateria ARARE(ジェラテリア アラーレ)」(東大阪市友井2、TEL 06-7777-5724)が弥刀中学校近くにオープンして2カ月がたった。
クリームチーズベリータルト、ブドウソルベ、炭焼きコーヒーエスプレッソミルクのトリプルワッフル
レストランパティシエやスイーツ専門チェーン店の商品開発などの職に就いてきたという店主の林田耕さん。ジェラートが好きで、これまでにもジェラートのレシピを作ってきたことから、6月1日に同店をオープンした。「店名の『ARARE』は、イタリア語で『耕す』という意味。耕という名前を付けてくれた母に感謝して店名に付けた」という。
ショーケースには店内で製造した20種類のジェラートを用意。「季節の素材など、使いたい物が出てきた時に新商品と入れ替えている」と林田さん。「これまでの経験から隠し味を入れて奥深さを出したり、味の相互作用を計算したりするなど、ほかとは少し違うジェラート作りを心がけている。素材はシンプルにおいしい物を選んでいる」と話す。
価格は、シングル380円~、ダブル460円~、トリプル520円~。50円増しで、通常のカップを使わずワッフルに盛って提供する。フレーバーは、定番の濃厚ミルクのほか、アルフォンソマンゴーミルク、イチゴミルク、ベルギー産ビターショコラ、炭焼きコーヒーエスプレッソミルク、ロイヤルミルクティー、ピスタチオ、新商品の黒ごま、ブドウソルベなど。「気に入ったフレーバーをリピートしてくれる人もいるし、リクエストに応え復活させたフレーバーもある」と林田さん。「食感が楽しめる『ざくざくミルクチョコタルト』が人気」と話す。
「当初は製造工房にして、別の場所に店を構えようと思っていたが、店舗スペースも作れそうなので店舗にもした。思っていたよりお客さんが来てくれているので、まずはこの店舗に集中したい」と林田さん。オープンから2カ月がたち「夕食を終えた後に家族で来てくれたり、年配の人が持ち帰りで買ってくれたりしていて、最近は大学生グループも増えてきた。近くの人が買いに来てくれている」と話す。
「まだ出していないレシピもあるし、メニューを考えるのが好きなので新しい商品も作りたい。今は独りで製造と店舗運営を行っているが、人を増やせたらレストランに卸すことができるよう大きな機械を導入し、新しいメニューを開発して次の店舗にもチャレンジしたい」と意欲を見せる。
営業時間は13時~22時。月曜定休。