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エクス、「ものづくり川柳」作品募集 昨年特賞は「退職日 未練残さず 技残す」

(左から)エクス広報担当者の中上かつらさん、和田京子東大阪経済新聞編集長

(左から)エクス広報担当者の中上かつらさん、和田京子東大阪経済新聞編集長

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 生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場」シリーズの開発・販売・サポートを手がける「エクス」(大阪市)が現在、「ものづくり川柳2024」の作品を募集している。

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 1994(平成6)年創業の同社は、2014(平成26)年に東大阪サテライトオフィスを開設し、2015(平成27)年6月にはニュースサイト「東大阪経済新聞」を開設。「ものづくりのまち東大阪」に密着した事業を展開しながら、デジタルトランスフォーメーション(DX)分野での新事業創出を行っている。

 同社では「製造業は肉体労働や技術職の堅いイメージがあるが、川柳をきっかけにものづくりの面白さや楽しさが伝われば」と、2015(平成27)年に第1回「生産管理川柳」を開催。2018(平成30)年からは名称を「ものづくり川柳」に改め、毎年開催している。

 昨年は2073人から6736作品の応募があり、特賞には「退職日 未練残さず 技残す」が選ばれた。昨年は、「アレ」「蛙化現象」「推しの子」「チャットGPT」などの流行語を使った作品が見られたほか、例年通り、製造現場での日常や家庭でのものづくりを詠んだユーモアのある作品が寄せられた。

 応募作品は事務局で1次選考を行い、11月20日に30作品を同社ウェブサイトに掲載する。その後は一般投票で、特賞1点、優秀賞9点を決める。特賞には3万円分、優秀賞には5,000円分の商品券を進呈する。

 同社広報担当者の中上かつらさんは「昨年のものづくり川柳は8回目にして過去最多の応募をいただいた。体温を超えるような暑さの中、工場で働く製造業の皆さまをはじめ、夏休みの課題でものづくり体験をしているお子さままで、ものづくりをテーマにした作品を広く募集している。クスッと笑える作品、シュールな作品で特賞を狙ってほしい」と応募を呼びかける。

 応募締め切りは10月31日。同社ウェブサイトで受け付ける。

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