ジャパンラグビーリーグワンの「花園近鉄ライナーズ」が9月28日、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)周辺で清掃活動を行った。
花園ラグビー場近くでゴミを拾うクウェイド・クーパー選手とネスタ・マヒナ選手
プレシーズンマッチの開催を控え、選手全員が合流したタイミングで企画した同活動。当日午後からは花園ラグビー場のグラウンドで宿泊体験ができるイベント「LOGOS×ライナーズスタジアムキャンプ」の開催が予定されており、周辺をきれいにして参加者を迎えようと行った。
ライナーズの選手33人とスタッフ9人は当日、地域と連携し、東大阪市職員、花園ラグビー場を管理するHOS(下小阪2)のスタッフ、障害者自立支援センターを運営する「ぱあとなぁ」(若江東町2)のスタッフとともに、花園中央公園、花園ラグビー場から東花園駅まで続く「スクラムロード」、東花園駅前ロータリーまでチームに分かれてゴミ拾いを行った。
公園の植え込みの中や道路の脇など、細かいところまでゴミを探して拾っていた選手たち。江川剛人選手は「パッと見た感じ、ゴミはあまり落ちていないように見えるが、探すとタバコの吸い殻やお菓子の袋などが結構あった」と話す。ラグビー場近くでは、クウェイド・クーパー選手が公園に来ていた高齢男性たちから「ゴミ拾いしてえらいなぁ」「ラグビーも頑張ってよ」「応援してるで」などと声を掛けられ、「日本語少し」「ありがとうございます」などと言葉を交わしていた。
花園近鉄ライナーズは10月12日、花園ラグビー場で開催される「マスターズ花園2024」のスペシャルマッチでレッドハリケーンズ大阪と対戦する。15時キックオフ。ラグビー場前のイベント会場では、ライナーズと「ぱあとなぁ」がブース出展する。