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河内永和の「二星らーめん ららら」が10周年 定番メニュー改良重ねる

店主の工藤伸さん

店主の工藤伸さん

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 近鉄奈良線河内永和駅近くの「二星(にぼし)らーめん ららら」(東大阪市高井田元町2、TEL 06-6789-7622)が2月23日、オープン10周年を迎えた。

味玉二星らーめん

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 2015(平成27)年2月23日、布施のポッポアベニュー1番館にオープンした同店。以前の店舗はカウンターのみで、コロナ下で営業するには席数が少なく、自家製麺への切り替えも考えていたためスペースが足りず、2020年11月、2階建ての現在の店舗に移転した。店舗面積は15坪。席数は、1階=カウンター席7席、2階=テーブル席12席。

 麺メニューは、煮干しスープと鶏がら豚骨スープを合わせ、日南もち豚モモ肉のチャーシューやメンマ、玉ねぎなどをトッピングした優しい味わいの「二星らーめん」(1,100円)、基本のスープに特製唐辛子みそとニラを加えた「赤い二星らーめん」(1,150円)、煮干しがより際立つスープと太麺を合わせた「二星つけめん」(200グラム1,150円)、脂のバランスがいいガリシア産栗豚バラ肉や卵、サツマイモなどをトッピングした「彩りまぜそば」(1.5玉または2玉1,300円)の4種類。

 2023年夏ごろからは、国産小麦を使う自家製麺でつけ麺の提供を始め、その後、ラーメンの麺も自家製麺に切り替えた。店主の工藤伸さんは「仕入れていた麺も国産小麦を使った物だったが、自家製麺にすることで打ちたてに近い麺を出すことができる。太さは以前使っていた物より少し太くし、ツルンとした感じの麺になった」と話す。「気まぐれで限定メニューを出したり、夏季限定メニューを用意したりするが、基本のメニューは増やしていない。煮干しの配合を変えたり、香味油の試行錯誤を重ねたりするなど、4つのメニューのブラッシュアップを続けている。煮干しの味が濃い方が好きな人もいるだろうと、香川県伊吹島のカタクチイワシから作られるいりこの魚粉をトッピングするサービスも始めた」とも。

 2月28日~3月2日は10周年記念企画として、希望者先着90人に特典付きステッカーを配布する。ステッカーは3月3日~4月30日の期間中、注文時に提示することで麺メニュー1杯につき120円のトッピング1種類または替え玉サービスの特典が受けられる。

 工藤さんは「性格的に一発大きなことをするのではなく、長く続けていきたいタイプ。これからも少しずつ改良を重ね、総菜やふりかけの販売を始めるなど、この店の中でできることでもう少し大きくなれる何かを考えていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~21時30分。火曜定休。

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