
バルイベント「第9回小阪・八戸ノ里なのはなバルEXPO」が9月7日、近鉄奈良線河内小阪駅・八戸ノ里駅周辺で開催される。
地域活性化と個人経営飲食店のつながりをつくることを目的に、2013(平成25)年3月に初開催した「小阪・八戸ノ里なのはなバル」。新型コロナウイルスの影響で2020年から2023年は中止したが、昨年5年ぶりに開催した。実行委員会代表を務める「ESORA@食」(東大阪市小阪2)店主の吉本信一さんは「再開を待っていたというお客さんが多く、盛り上がった。6店回ったという人もいた」と話す。
参加には缶バッジ型参加証(前売り=300円、当日=500円)の購入が必要で、缶バッジの提示で各店が用意する1食1,000円のバル特別メニューを注文できる。昨年は34店が参加し、缶バッジ537個、約2500食を販売した。
今回は、「串かつちとせ小阪店」(小阪1)、「cuisine HAGI」(下小阪1)、「糀とタマねぎ」(小阪2)、「Kilda’s Deli&Wine」(下小阪5)などの初参加15店を含む42店が参加。「このあたりは新しい飲食店が増え、その店が賛同して参加してくれている。どの店も1,500円相当のメニューを用意している」と吉本さん。「鶏肉やスイーツなど、テイクアウト商品を販売する店もある」とも。
前売り缶バッジは9月6日23時59分まで同イベントウェブサイトで予約を受け付けるほか、参加各店で販売も行う。前売り缶バッジの受け渡しと当日販売は9月7日10時~21時、河内小阪駅前の「小阪本部」、八戸ノ里駅前の「八戸ノ里本部」で行う。9月7日から9月30日までは「なのはなバルスタンプラリー」を開催し、参加店5店を回ってスタンプを集めた応募者に商品を進呈する。
吉本さんは「今まで入りにくいと思っていたが、バルをきっかけに来るようになったという人も多い。今年は新店が多いので、新しい店を覚えてほしい」と呼びかける。同イベント実行委員会では現在、バル当日のボランティアスタッフも募集している。