「第105回全国高校ラグビー大会」が12月27日、東大阪市花園ラグビー場(東大阪市松原南1)で開幕した。
今回は記念大会のため、例年より5校多い56校が出場。10時から花園ラグビー場第1グラウンドで行われた開会式では青空の下、選手たちが堂々と入場行進した。
前回大会優勝校の桐蔭学園(神奈川第1)が優勝旗を返還。その後、5大会ぶり8回目の出場となる関西学院(兵庫)の西浦章博主将が「多くの人の支えと応援があったからこそ、私たちはここにいます。ここにいる全ての者が勝利の喜びだけでなく、敗北の悔しさも、相手チームの思いも知っています。多様性がうたわれつつ、分断や争いが起きるこの時代に、私たちがノーサイドの精神を体現する意味は大きいはずです。支えてくれた全ての人、これまで戦ってきた全チームの思いを背負い、この舞台に立てる感謝を忘れず、伝統の、ここ花園で正々堂々戦うことを誓います」と力強く宣誓した。
27日は1回戦10試合が行われ、東海大大阪仰星(大阪第1)、昌平(埼玉第1)、早稲田実業(東京第2)、筑紫(福岡第2)、中部大春日丘(愛知第1)、尾道(広島)、鹿児島実業(鹿児島)、大分東明(大分)、常翔学園(大阪第2)、慶応義塾市木(埼玉第2)が2回戦進出を決めた。
試合は、27日・28日に1回戦を行い、30日に2回戦、1月1日に3回戦、3日に準々決勝を行う。大阪桐蔭(大阪第3)は30日に登場。準決勝は5日、決勝は7日。