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大阪機械卸業団地に「近大をすすらんか。」キッチンカー コノエが支援

(左から)「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」4代目店主の岡田帝乙さん、「コノエ」社長の河野裕さん、店舗スタッフ

(左から)「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」4代目店主の岡田帝乙さん、「コノエ」社長の河野裕さん、店舗スタッフ

 ラーメン店「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」が2月27日、大阪機械卸業団地(本庄西2)内でキッチンカーを出店した。

100食限定で販売した「近大まぜそば」

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 近畿大学(東大阪市小若江3)構内にある「近大をすすらんか。」は、近畿大学が学生に起業の機会と飲食店経営の実践の場を提供し、大学全体で起業家精神を高めようと2021年10月に取り組みが始まった。毎年度、学内で店主を募集し、試食審査や事業計画のプレゼンテーション審査などを行い、次年度の代表者を決めている。

 4代目店主の岡田帝乙(てお)さん(国際学科4年)は、自身の代で挑戦したいこととしてキッチンカーでの学外営業を掲げていた。昨年4月から資金調達をしようとクラウドファンディングに挑戦したが、目標達成には至らず、キッチンカーの製作は断念していた。

 今回、キッチンカーを出店した大阪機械卸業団地内には、ねじ商社「コノエ」(新庄西4)が新社屋建設用に取得した土地500坪がある。河野裕社長は「建設が始まるまで使わない土地なので、機械団地の活性化のためにこの土地を活用できないかと考えていた頃、岡田さんのキッチンカーの話を聞いた。同じ東大阪にある大学で近畿大学を卒業した社員もいるし、キャリアセンターとのつながりも以前からある。大学内の店舗は休み期間に売り上げが落ちるなどの課題があると聞いていたので、この土地で学生にやりたいことをやってもらうのがいいと思った」と振り返る。

 社内でも土地活用案を募ったところ、ねじを使ったワークショップや出前授業などをしている部署にイベントをしたいというニーズがあり、キッチンカー事業をしたいという声が上がった。自社のイベントやレンタル事業をしながら学生の応援もできるとキッチンカーを製作し、「キッチンカー営業を経験してもらって、経営や経済にふれてもらいたい」と、学生には無償で貸し出すことにした。

 この日は3時間の営業で、「近大まぜそば」を100食限定で販売。昼前には列ができ、1時間半ほどで100食を完売した。岡田さんは「最後にキッチンカー営業ができてうれしかった。続きは5代目に託したい」と話す。

 河野社長は「建物が建つまでの間なので、団地の記憶に残るようなことができれば。学生にも継続してやってもらいたい」と話す。

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