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大阪製罐、敷地内のテイクアウト専門カフェ&ギャラリーで菓子缶デザイン展

「お菓子のミカタ」ブランドのビジュー缶とビジュー缶の金型

「お菓子のミカタ」ブランドのビジュー缶とビジュー缶の金型

 「大阪製罐(おおさかせいかん)」が3月13日、同社敷地内にあるテイクアウト専門カフェ&ギャラリー「parking」(東大阪市若江東町1)で企画展「お菓子のミカタ 小さなデザイン展~想(おも)いのかたち~」を始めた。

刺しゅう缶の基となった刺しゅうとデザイン缶

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 菓子缶と工場用スチールキャビネットの製造販売を主事業とする同社では2024年10月、100坪の同社敷地内に新工場とカフェ「カンカン工場の草原のカフェ」を開設。カフェ前の200坪の敷地には、アート集団チームラボの作品「チームラボ:風と雨と太陽の草原」が広がる。同社ではカフェに隣接する駐車場に同カフェの待合所として大きさ2.5メートル×4メートルのコンテナを設置しているが、チームラボの作品は3月と4月に草原の植物の植え替えを行うため、2カ月間はカフェが休業となる。そのため、この休業期間中に同コンテナをテイクアウト専門カフェ&ギャラリー「parking」として活用している。

 同社は大手菓子メーカーのオーダーメード缶を中心に製造しているが、「オーダーメード缶は3000個以上のロットになるため、個人店は手を出しにくい。菓子店を訪れた時にすてきなお菓子を100円ショップで買った缶に入れて販売している店があり、かわいい缶に入っていたら買う人も作る人も、みんなが喜ぶ物になるのでは」と、自社で在庫を持ち、50個から注文できるようオリジナル缶ブランド「お菓子のミカタ」を2011(平成23)年に設立。3種のオリジナル菓子缶を開発した。現在は小ロットで70種以上のオリジナル菓子缶を菓子店に販売している。

 自社の敷地内で菓子缶のデザイン展を開催するのは今回が初めて。同展では、最初に作った3種の菓子缶をはじめとする9種のオリジナル菓子缶、デザイン原画、金型、指示書などの資料を紹介する。

 清水雄一郎社長は「刺しゅう缶はデザインの基となった刺しゅうを展示し、刺しゅうを取り込んでイラスト化した後、刺しゅう風に見えるように加工した細かい工程を紹介している。それぞれのデザインに込めたメッセージや、ブリキで鉄以外の物を表現した缶などを選んで展示した。完成品を展示して終わりではなく、デザイナーや金型職人など関わっている人がたくさんいることを伝えたい」と話す。「デザインに携わる人、これからデザインの世界に入ろうとしている若い人にも見に来てもらえたら」と来場を呼びかける。

 「parking」では、スイーツとドリンクメニューの販売も行う。メニューラインアップは、3色団子風「餅アイス」、「珈琲(コーヒー)ゼリー」(以上500円)、バニラアイスや綿あめなどをトッピングした「ゆめkawaうぃーねジュース」「ゆめkawaモンスター」(各2種、600円)、11種類のドリンク(400円~)、ゼリー菓子「パート ド フリュイ缶」(1,500円)、 コンペイトウが入った「ボンボニエール缶」(700円)。

 開催時間は10時30分~18時30分。入場無料。休業日はインスタグラムで告知する。今後、展示物は2週間ごとに入れ替えを行う。現在の展示は3月13日~16日、20日~22日。

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