ジャパンラグビーリーグワンの花園近鉄ライナーズ(以下、ライナーズ)が4月4日、「ライナーズ3rdジャージーコンテスト」グランプリ受賞デザインのジャージーを着用して試合に臨んだ。
2025-26シーズンの3rdジャージーをデザインした西島千夏さん
ライナーズでは、ラグビー普及活動の一環として「ライナーズ3rdジャージーコンテスト」を開催。東大阪市内の小・中学生が考案したジャージーデザインの中から選手たちの投票でグランプリを決め、そのシーズンの3rdジャージーとして登録し、公式戦で着用する。2025-26シーズンの3rdジャージーを決める昨年開催したコンテストには、11校から358作品の応募があった。
今シーズンのコンテストでは、東大阪市立長堂小学校6年(応募当時)西島千夏さんの作品がグランプリを受賞した。4月4日の試合開始前には東大阪市花園ラグビー場前の噴水広場で開催するイベント「花園ハッピーパーク」のステージに、西島さん、3rdジャージーを着用したライナーズの吉本匠選手、ジェド・ブラウン選手が登壇し、ジャージーを披露した。
デザインについて、西島さんは「試合で荒波のように激しくぶつかり合って、大空のような広い世界に羽ばたいていってほしいという思いを込めた。夜が明けていく空をイメージした配色で、日本一に輝いてほしいから富士山を描いた。波は、葛飾北斎の波の絵みたいな感じで描き、背中には東大阪の市章で平和の象徴でもあるのでピッタリだと思ってハトを描いた」と話す。
デザインに込められた思いを聞いた吉本選手は「一つひとつのデザインに思いがあり、すてきだと思った。ジャージーはシンプルなデザインのものが多いが、たくさんのモチーフがあるにもかかわらず、まとまってかっこいいジャージーになっているのは西島さんだからこそできたんだと思う」、ジェド・ブラウン選手は「富士山が大好きなので、僕はこのデザイン一択だった。本当にいいデザインで美しい。一つひとつのアイテムに意味があり、それを着るというのは特別な思いがある。2年前に別の小学生がデザインした3rdジャージー着てプレーさせてもらい、その時もとてもいい思いだった」と話す。
実際のジャージーを見た西島さんは「グラデーションがすごくきれいに表現されていて、とてもいい。(選手がこのジャージーを着て試合に出るのは)すごくワクワクしているし、楽しみ。このジャージーで試合に勝ってほしい」と選手に思いを伝えると、吉本選手は「今日、大阪ダービーを戦う選手は西島さんの思いも組み込んで必ず勝ってくれると思うので、一緒に応援を頑張りましょう」、ジェド・ブラウン選手は「今週このジャージーを見せてもらい、選手たちはとても喜んでいた。今日は西島さんのために勝ちたいと思っている」と応えていた。
この日行われたレッドハリケーンズ大阪戦は、36-31でライナーズが勝利した。